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ミクシィ、3四半期連続で増収増益を達成 営業利益154億円 2021年3月期第3四半期決算

ミクシィ

デジタルエンターテインメント事業の利益が前年同期比115.1%増。年賀状アプリ「みてね年賀状」の好調でライフスタイル事業の売上増。

株式会社ミクシィは、2021年3月期第3四半期決算短信(連結)を2月5日(金)に発表した。当第3四半期連結累計期間の売上高は877億3700万円(前年同期比21.2%増)、EBITDAは185億8200万円(同280.2%増)、営業利益は154億6100万円(同405.9%増)、経常利益は153億9800万円(同401.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は104億3300万円(同2495.2%増)となった。

経営成績に関する説明

デジタルエンターテインメント事業
スマートデバイス向けゲーム『モンスターストライク(以下、モンスト)』を主力に収益をあげている。

『モンスト』に関しては、新クエストの追加や有力IPとのコラボなどの影響で、売上が好調に推移したという。

それに加えて、スマートデバイス向けゲーム『コトダマン』の売上も順調に拡大するなど、『モンスト』以外のサービスの収益化も進んでいる。

また、2020年11月には新作スマートデバイス向けゲーム『スタースマッシュ』をリリースするなど、新規アプリゲームの開発も進めており、収益の安定化と収益性の向上に取り組んでいる。

上記の結果、売上高は740億2700万円(前年同期比13.0%増)、セグメント利益は317億3100万円(同115.1%増)となった。

スポーツ事業
プロスポーツチームの経営や公営競技関連事業への投資を行なっている。

株式会社チャリ・ロトと、2020年6月にリリースしたスポーツベッティングサービス「TIPSTAR」の車券販売取扱高が好調だったことや、株式会社ネットドリーマーズを子会社化した影響で、前第3四半期連結累計期間と比較して売上高が増加した

一方で「TIPSTAR」の開発費用や広告宣伝費等の先行投資があったことにより、費用が増加したそうだ。

上記の結果、売上高は88億6600万円(前年同期比205.5%増)、セグメント損失は44億4800万円(前年同期はセグメント損失21億9100万円)だった。

ライフスタイル事業
SNS「mixi」、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバムみてね」、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」を中心に、各種サービスを運営している。

「家族アルバムみてね」はマネタイズの強化を推進しており、株式会社スフィダンテと連携したギフトサービスの展開や、年賀状アプリ「みてね年賀状」が好調だったことで、売上が増加した。

上記の結果、売上高は48億4300万円(前年同期比23.3%増)、セグメント損失は2200万円(前年同期はセグメント損失3億6500万円)だった。

関連サイト

株式会社ミクシィ公式サイト
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月期第3四半期決算説明資料

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