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バンダイナムコHD、バンダイナムコグループの組織変更を発表

バンダイナムコ

グローバル市場における競争力向上やIPの創出機能の強化、安定した収益基盤の構築などが目的。

株式会社バンダイナムコホールディングス(以下、バンダイナムコHD)は、同社グループの組織体制を、従来の5ユニット体制から3ユニット体制に再編することを発表した。

組織変更については、「トイホビーユニット」と「ネットワークエンターテインメントユニット」を統合して「エンターテインメントユニット」に再編。株式会社バンダイナムコエンターテインメントが「デジタル事業(ネットワークコンテンツ、家庭用ゲームなど)」を、株式会社バンダイが「トイホビー事業(玩具、プラモデルなど)」を事業統括し、両社が連携してユニット全体を統括する。

「映像音楽プロデュースユニット」と「IPクリエイションユニット」は、統合して「IPプロデュースユニット」に再編。このユニットでは、株式会社バンダイナムコアーツが「映像音楽事業(映像・音楽コンテンツ、ライブエンターテインメントなど)」を、株式会社サンライズが「クリエイション事業(アニメーションの制作など)を事業統括し、両社が連携してユニット全体を統括する。

「リアルエンターテインメントユニット」に関しては「アミューズメントユニット」に名称を変更し、株式会社バンダイナムコアミューズメントが事業を統括する。

再編の目的について、エンターテインメントユニットはデジタル事業とトイホビー事業を統合することで、IPを軸にした連携、拡大をはかり、顧客の新たな価値観に対応したエンターテインメントの創出やデジタル対応により、グローバル市場での競争力向上を目指すそうだ。

IPプロデュースユニットは、IP創出とプロデュースを行なうスタジオ機能とプロデュース機能を集約することにより、より多彩で、ユニット内のみだけでなくグループの各事業や外部パートナーとの協業による相乗効果を発揮できるIPの創出機能を強化するとのこと。

アミューズメントユニットにおいては、IPやグループのリソースを活用するなど、バンダイナムコならではの強みに集中し、グループの各事業とより一体になることで、安定した収益を上げる基盤づくりに取り組むという。

また、この組織変更にともない、2021年4月1日付と2021年6月開催予定の定時株主総会後で、バンダイナムコHDと主要事業会社の取締役人事を変更するとのこと。

関連サイト

株式会社バンダイナムコホールディングス公式サイト

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