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日本ファルコム、「イース」や「英雄伝説」など主力シリーズが業績に貢献 営業利益4.4億円 2021年9月期第1四半期決算

日本ファルコム

海外で「イース」や「英雄伝説」のライセンス販売が好調。当第1四半期累計期間は利益ベースで過去2番目の業績を達成。

株式会社日本ファルコム(以下、日本ファルコム)は、2021年9月期第1四半期決算短信(非連結)を2月10日(水)に発表した。当第1四半期累計期間の業績は、売上高6億4200万円(前年同期比34.6%増)、営業利益は4億4000万円(同46.9%増)、経常利益は4億4200万円(同46.5%増)、四半期純利益は3億2300万円(同54.0%増)となった。

経営成績に関する説明

製品部門
PlayStation4(以下、PS4)向けゲームソフト『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-スーパープライス』や『イースⅨ-Monstrum NOX-』を販売した。

また、PS4向けゲームソフト『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ スーパープライス』や『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ スーパープライス』といったゲームソフトに加え、『英雄伝説 創の軌跡 オリジナルサウンドトラック』『Falcomアクースティックス2』などの音楽アルバムを発売した。

PS4向けゲームソフト『那由多の軌跡:改』と日本ファルコム創立40周年記念タイトル『英雄伝説 黎の軌跡』については、鋭意制作している。

上記の結果、売上高は6600万円(前年同期比101.8%増)となった。

ライセンス部門
『イース オリジン スペシャルエディション』や、PS4向けに『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ』の英語版を発売した。

また、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売やオンラインストーリーRPG『英雄伝説 暁の軌跡』『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』の英仏語版や、PS4とPC向けゲームソフト『東亰ザナドゥeX+』英語版のほか、『ラングリッサーモバイル』などのゲームタイトルとのコラボレーション展開を進め、ユーザー層の拡大をはかった。

さらに、Restar Limitedとスマートフォン用アプリ『イースⅥ Online~ナピシュテムの匣~』に関する配信契約を締結した。その他にも、新規ライセンス案件に関する契約を締結した。

PS4向け『イースⅨ -Monstrum NOX-』英仏語版、Nintendo Switch向け『英雄伝説 零の軌跡:改』繁体字中国語版と韓国語版、Steam向け『英雄伝説 閃の軌跡Ⅰ:改』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ:改』繁体字中国語版と韓国語版を2021年2月に発売した。今後は、Nintendo Switch向け『英雄伝説 閃の軌跡Ⅰ:改』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ:改』『英雄伝説 碧(あお)の軌跡:改』繁体字中国語版と韓国語版のほか、「閃の軌跡」シリーズ繁体字中国語版と韓国語版を、Nintendo Switch及びSteam向けタイトルとして順次発売する。

Nintendo Switch及びSteam向けには、『イースⅨ -Monstrum NOX-』と『英雄伝説 創の軌跡』繁体字中国語版、韓国語版を発売する予定だ。

上記の結果、売上高は5億7600万円(前年同期比29.7%増)となった。

関連サイト

株式会社日本ファルコム公式サイト
2021年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年9月期第1四半期決算補足説明資料

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