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アルファポリス、ライトノベルの電子書籍などの販売好調で収益増 営業利益15億円 2021年3月期第3四半期決算

アルファポリス

「ゲート」や「月が導く異世界道中」など人気シリーズを中心に、電子書籍、文庫版ともに販売好調で過去最高の収益を更新。

株式会社アルファポリスは、2021年3月期第3四半期決算短信(非連結)を2月12日(金)に発表した。当第3四半期累計期間の売上高は57億2346万円(前年同期比43.8%増)、営業利益は15億9549万円(同51.5%増)、経常利益は16億93万円(同52.0%増)、四半期純利益は10億858万円(同56.5%増)となり、売上高、利益ともに過去最高を大幅に更新した。

経営成績に関する説明

ライトノベル
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期を上回る151点(前年同期比2点増)となった。

各書籍の売れ行きに関しては、アニメ化が決定した「月が導く異世界道中」の原作小説最新巻が好調に推移したことに加え、同シリーズの既刊書籍についても売上を伸ばした。また、シリーズ累計570万部を突破した「ゲートSEASON2」や「とあるおっさんのVRMMO活動記」などの大型人気シリーズの新刊についても引き続き堅調に推移した。

その結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る着地となった。

漫画
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく上回る88点(前年同期比20点増)となった。

各書籍の売れ行きについては、主力タイトルの「ゲート」など、長期にわたり人気を博しているシリーズの続刊が引き続き堅調に推移したことに加え、ライトノベルの新規コミカライズ作品「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」の第2巻が前巻に続き好調で、大きく売上を伸ばした。

また、電子書籍販売については、各電子ストアとコミュニケーションを密に行なったキャンペーンや作品露出の強化などの施策が奏功し、売上を大幅に伸ばす結果になった。

その結果、当第3四半期累計期間の売上高は、前年同期を大幅に上回る着地となった。

文庫
当第3四半期累計期間の刊行点数は、107点(前年同期比5点増)となった。

「ゲート」や「居酒屋ぼったくり」などの人気シリーズの文庫版が、好調に推移したことで売上をけん引した。また、「居酒屋ぼったくり」の著者による時代小説「きよのお江戸料理日記」を刊行するなど、新規ジャンルの強化に引き続き注力する。

その結果、当第3四半期累計期間の売上高は、前年同期を上回る着地となった。

その他
当第3四半期累計期間の刊行点数は、17点(前年同期比同数)となった。

その他ジャンルにおいては、絵本やビジネス書など、幅広い分野からの書籍刊行を積極的に行ない、引き続き取り扱いジャンルの拡大に向けた取り組みを進めた。

その結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る着地になった。

関連サイト

株式会社アルファポリス公式サイト
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年3月期第3四半期決算説明資料

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