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ガイアックス、投資先株式の売却で黒字転換 営業利益1.7億円 2020年12月期決算

ガイアックス

投資先のアディッシュ株式会社の上場に伴い、保有株式の一部を売却したことで黒字に。

株式会社ガイアックス(以下、ガイアックス)は、2020年12月期決算短信(連結)を2月15日(月)に発表した。当連結会計年度の売上高は24億4556万円(前年同期比21.4%増)、営業利益は1億7323万円(前年同期は営業損失3億310万円)、経常利益は1億5305万円(前年同期は経常損失2億9346万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億5499万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失2億9284万円)だった。

経営成績に関する説明

ソーシャルメディア領域
緊急事態宣言の発令など企業活動に制限がかかることがあるなか、主にTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを活用したプロモーションの代行業務、コンサルティング売上を軸に、安定的に売上を計上した。

また、対面での面談が制限される中、日本初となるオンライン面接動画スカウトサービスを開始した。

上記の結果、売上高は15億107万円(前年同期比1.2%増)、セグメント利益は3億4835万円(同1.2%増)となった。

インキュベーション事業
当連結会計年度は、2020年3月に投資先のアディッシュ株式会社(以下、アディッシュ)がマザーズに上場し、保有しているアディッシュ株式の一部を売却したことで、売上高が大幅に増加した。

利益面については、アディッシュ株式の売却により大幅な増益となったが、新型コロナウィルス感染症の影響でイベントとシェアオフィスが営業自粛をせざるを得ず、Nagatacho GRiDの運営においては依然として厳しい状況が続いている。

地域体験マッチングサービス「TABICA」や外国人が教える料理教室「Tadaku」、海外在住の日本人が案内する「LOCOTABI」、箱根芸者ショー体験サービス「Meet Geisha」では体験をオンラインやバーチャルで配信するなど、withコロナ時代における新サービスの提供方法を構築してきた。

上記の結果、売上高は9億5227万円(前年同期比73.7%増)、セグメント利益は1億1954万円(前年同期はグメント損失3億6834万円)だった。

関連サイト

株式会社ガイアックス公式サイト
2020年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年12月期決算説明資料

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