収益性の低いゲームタイトルを終了したことや、採算性の高いコミック・電子書籍の貢献で営業損失が大幅に改善。
株式会社エディア(以下、エディア)は、新型コロナウイルス感染症の感染規拡大による影響範囲が不明であることや、グループを取り巻く環境の変化が激しいことから非開示としていた2021年2月期通期業績予想について、合理的な算定が可能になったとして3月15日に発表した。
開示された業績予想は、売上に関しては前期(2020年2月期)に収益性が低いゲームタイトルのサービスを終了したことで、ゲームサービスの売上高が減少したものの収益は改善傾向にあり、堅調に推移しているといえるのこと。また、事業を収益性と伸び率の高いコミックと電子書籍にリソースを集中することで、構造改革をはかっているという。
それにより、前期実績と比較すると売上は微増であるが、営業利益と経常利益、当期純利益に関しては、大幅に改善され、2021年2月期通期業績予想は、売上高24億6000万円、営業損失2800万円、経常損失4000万円、親会社株主に帰属する当期純利益8000万円となる見込みとのこと。