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GameWith、広告宣伝費の増加で利益減少 営業損失2.3億円 2021年5月期第3四半期決算

GameWith

ゲーム情報メディアGameWithで家庭用ゲームやPCゲームの積極的な取り扱いを開始。営業活動の強化などで、収益拡大や新収益モデルの確立に注力。

株式会社GameWith(以下、GameWith)は、2021年5月期第3四半期決算短信(連結)を4月7日(水)に発表した。当第3四半期連結累計期間の売上高は21億3400万円(前年同期比3.3%減)、営業損失は2億3700万円(前年同期は営業利益3億8100万円)、経常損失は2億4400万円(前年同期は経常利益3億8100万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億4600万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益2億4800万円)だった。

経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間は、国内景気が緩やかに回復に向かいつつあり、年末から年始にかけては広告出稿を控えていた企業も出稿を増やしてきた。

しかし、1月に発出された緊急事態宣言の影響を受けて、多くの企業において広告宣伝などのプロモーションを控える動きがあり、2020年4月の緊急事態宣言下ほどの影響はないものの、広告を受託する「GameWith」においてもページビュー数とページビュー当たりの広告単価は、引き続き低い水準となっている。

このような環境において、GameWithグループは、これまであまり取り組めていなかった家庭用ゲームやPCゲームの積極的な取り扱いを開始しただけでなく、営業活動の強化による収益の拡大、eスポーツ選手の獲得や積極的な配信などの注力することで、収益拡大や新たな収益モデルの確立に注力した。

また、積極的な投資を実行するフェーズであると考えたことから、外部タレントを起用した大々的なテレビCMの実施による、企業とサービスの認知度向上を目的にしたプロモーションを積極的に行なっており、当第3四半期連結累計期間においては広告宣伝費6億1700万円を計上している。

関連サイト

株式会社GameWith公式サイト
2021年5月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月期第3四半期決算説明資料

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