デジタルマーケティング事業の好調が業績をけん引。メディアプラットフォーム事業は新規事業への先行投資で赤字が拡大。
株式会社セプテーニ・ホールディングスは、2021年9月期第2四半期決算(連結)を4月27日(火)に発表した。当第2四半期連結累計期間の経営成績は、収益106億4200万円(前年同期比20.9%増)、営業利益は22億4400万円(同115.8%増)、Non-GAAP営業利益は23億7800万円(同103.6%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は15億8000万円(同126.9%増)だった。
経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間では、主力のデジタルマーケティング事業が、消費全般のオンライン化に伴うデジタルマーケティング需要の高まりを受けて、既存案件の拡大と新規顧客の獲得が進み、電通グループとの協業推進により、増収増益となった。
メディアプラットフォーム事業では、増収となったが、新事業の拡張に向けた一部先行投資により、赤字幅が拡大した。
セグメント毎の業績は以下。
デジタルマーケティング事業
デジタルマーケティングを中心に、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)における総合的な支援を行なうセグメントで構成されている。
消費全般のオンライン化に伴うデジタルマーケティング需要の高まりを背景に、既存案件の拡大や新規案件の獲得、電通グループとの協業が進んだ。また、海外デジタルマーケティング事業において損益が改善した。
上記の結果、収益は95億6900万円(前年同期比23.3%増)、Non-GAAP営業利益は39億7200万円(同55.3%増)となった。
メディアプラットフォーム事業
マンガコンテンツ事業『GANMA!』や、採用プラットフォーム事業「ViViViT」、社会貢献プラットフォーム事業「gooddo」、医療プラットフォーム事業「Pharmarket」、育児プラットフォーム事業「ベビフル」などで構成されている。
当四半期は、前年同期比で増収したが、新事業セグメントへの拡張に向け、一部事業において投資が先行したことにより、赤字が拡大した。
上記の結果、収益は12億5300万円(前年同期比3.2%増)、Non-GAAP営業損失は5億9900万円(前年同期はNon-GAAP営業損失4億6400万円)だった。
関連サイト
株式会社セプテーニ・ホールディングス公式サイト
2021年9月期第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年9月期第2四半期決算説明資料