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CRI・ミドルウェア、ゲーム用ミドルウェアの売上好調が業績をけん引 営業利益1.7億円 2021年9月期第2四半期決算

売上が好調なゲーム事業が全体の利益を押しあげたことで増収増益。エンタープライズ事業はコロナ禍の影響で利益が減少。

株式会社CRI・ミドルウェアは、2021年9月期第2四半期決算短信(連結)を5月13日(木)に発表した。当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高14億6231万円(前年同期比44.9%増)、営業利益1億7913万円(同19.7%増)、経常利益1億7960万円(同18.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億1482万円(同5.4%増)だった。

経営成績に関する説明

ゲーム事業
ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売上については、スマホF2P向けが好調に推移したことに加え、第1四半期での一括契約締結も全体を押しあげたことで、増加した。海外向けに関しては、中国市場でCRIWAREの認知度が向上し、大型タイトルへの採用が進むとともに、ゲームサウンドや音声収録などコンテンツ制作の受注も好調に推移したことで大きく伸びた。

株式会社ウェブテクノロジは前年同期比微減、株式会社ツーファイブはグループ各社との営業連携により中国向け案件の受注が増加した。

なお、株式会社アールフォース・エンターテインメントの損益計算書は、前年第4四半期より新たに連結している。

上記の結果、売上高は11億3622万円(前年同期比64.6%増)、セグメント利益は1億9462万円(同40.4%増)だった。

エンタープライズ事業
組込み分野については、ネットワーク組込みシステムの継続受注、音響補正ソリューションの追加ライセンス受注などがあったが、前年同期にあった一括ライセンス売上がなくなったことや、新型コロナウイルス感染症の影響でカラオケ関連の新規受注が延伸したことなどから減少した。

新規分野は、Web動画ソリューションの収益拡大に時間を要しているものの、デジタル展示会プラットフォーム「CRI DXExpo(シーアールアイ ディーエックスエキスポ)」の売上が第1四半期に初計上されたことで増加した。

上記の結果、売上高は3億2608万円(前年同期比2.3%増)、セグメント損失は1549万円(前年同期はセグメント利益1098万円)だった。

関連サイト

株式会社CRI・ミドルウェア公式サイト
2021年9月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年9月期第2四半期決算補足説明資料

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