「機動戦士ガンダム」シリーズのIP価値を向上させ、世界最大級のIPとして成長させることを目指す。
バンダイナムコグループは、IP価値の最大化をはかることを目的に活動を行なう「IP軸戦略」において、2020年度のグループ全体のIP売上高として950億円を記録した「機動戦士ガンダム」シリーズの戦略を進化させるために、「ガンダムプロジェクト」を発足したことを発表した。
バンダイナムコグループは2020年に株式会社創通を加わえたことで、「機動戦士ガンダム」シリーズのビジネスバリューチェーンをグループ内で一元化し、よりスピード感のある効果的なガンダムのグローバル戦略の推進が可能になったが、さらにグループ全体で、より効果的なガンダム戦略を立案、実行する体制を構築するため、チーフガンダムオフィサー(以下、CGO)を主宰としたグループ横断プロジェクトである「ガンダムプロジェクト」の発足に至ったとのこと。
今後、このプロジェクトを中心にして、ガンダムによるグループ事業を強化するとともに、グループ外との連携も強化してグループ内リソースのイノベーションをはかり、「機動戦士ガンダム」シリーズのIP価値を向上させ、世界最大級のIPとして成長させることに取り組んでいくそうだ。
CGO 藤原孝史氏のコメント
「まず初めに、ガンダムは1979年のテレビアニメーション放送から40年以上を経て、国内だけにとどまらず、世界中で多くの皆様に支持されるまでに成長することができましたことにつき、ひとえに世界中のガンダムファンの皆様のおかげだと感謝申し上げます。ガンダムはバンダイナムコグループが展開する作品や商品だけにとどまらず、GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの動くガンダムに象徴されるように、我々の力だけではなく、ガンダムを愛する多くの方々の様々な想いや力に支えられているのだと強く実感しております。この度、ガンダムのIP価値を向上させ、世界最大級のIPへ成長させるために、ガンダムプロジェクトを発足いたしましたが、やはりファンの皆様と共に成長していくことがガンダムというキャラクターの目指す姿だと思っております。ガンダムプロジェクトでは、ファンの皆様と一緒に何ができるのかを本気で考えてまいります。ぜひ皆様と一緒にガンダム・ガンプラ45周年、そしてさらにその先の未来へと歩んでいければ幸いです。」
“チーフガンダムオフィサー”を主宰としたグループ横断プロジェクト「ガンダムプロジェクト」発足! https://t.co/N2Wf86n9kq
— ガンダムインフォ (@gundam_info) May 28, 2021