『キャプテン翼』の海外売上が収益に貢献するも、『スクスタ』の売上が想定を下回り赤字に。
KLab株式会社(以下、KLab)は、2021年12月期第2四半期決算短信(連結)を8月5日(木)に発表した。当第2四半期の連結業績は、売上高123億3700万円(前年同期比22.6%減)、営業損失8億4200万円(前年同期は営業利益7億5300万円)、経常損失8億1800万円(前年同期は経常利益5億6800万円)、親会社株主に帰属する当期純損失17億500万円(前年同期は親会社株主に帰属する純利益1600万円)だった。
経営成績に関する説明
2021年12月期第2四半期は、『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~(キャプテン翼)』の周年イベントによる収益貢献があったものの、第1四半期から引き続き『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ)』が想定を下回って推移したことに加え、『BLEACH Brave Souls(ブレソル)』も軟調に推移。これにより、売上高は前四半期比及び前年同四半期比で減少した。
海外売上高は、主に『キャプテン翼』の周年キャンペーンが牽引し、前四半期比で微増したが、周年キャンペーンの伸びが昨年よりも弱かったことなどから、前年同四半期比では減少となった。
費用に関しては、使用料及び支払手数料はゲーム事業の売上高に連動し減少、減価償却費は第1四半期で実施した減損処理により大幅に減少したが、広告宣伝費が主に「キャプテン翼」における周年キャンペーン関連の費用が発生したことによって大幅に増加した。
関連リンク
KLab株式会社
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3656/tdnet/2009869/00.pdf
2021年12月期第2四半期決算説明資料