巣ごもり需要などの影響でゲーム市場が堅調に推移。既存タイトルの売上好調で営業利益は前年同期比353%増。
株式会社日本一ソフトウェア(日本一ソフトウェア)が、2022年3月期第1四半期決算短信を8月6日(金)に発表した。当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高20億5715万1000円(前年同期比93.3%増)、営業利益7億2917万4000円(前年同期比353.6%増)、経常利益7億2516万6000円(前年同期比360.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億9397万7000円(前年同期比547.1%増)となった。
経営成績に関する説明
日本一ソフトウェアグループは、同社グループの商品やサービスを通じてゲームという分野に限らず年齢・性別・地域をこえたすべての人々に楽しさを提供し、その結果として同社グループと同社グループに関わるすべての人々が豊かになることを目指して成長していく。また、同社グループは永続的な発展を目指し、「開発力の強化」「販売力の強化」「生産性の向上」に取り組んでいく。
当第1四半期連結累計期間における日本一ソフトウェアグループの状況は以下の通り。
パッケージタイトルとしては、『探偵撲滅』、『わるい王様とりっぱな勇者』の合計2タイトルを発売した。また、第2四半期以降に発売を予定しております、『風雨来記4』、『真 流行り神3』、『イースIX -Monstrum NOX-』、『こちら、母なる星より』の開発を進めてきた。
スマートフォンゲームアプリとしては、『ボウリング』、『ゲートボール』の2タイトルを配信した。
また、海外インディーゲームを発掘し、国内移植・販売を行うプロジェクトである「日本一Indie Spirits」としてダウンロード専用タイトル『Maiden & Spell(メイデン アンド スペル)』を発売した。
その他については、インターネット環境でゲームソフトを購入できる「PlayStation Network」、ニンテンドーeショップ、Steam等を通じたゲームソフト及びダウンロードコンテンツの販売や北米・欧州・アジア地域に向けた国内で発売されたタイトルのローカライズ及び販売を行なった。加えて、新規タイトルの開発及び関連商品のライセンスアウト、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営も引き続き行なっていく。