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壽屋、プラモデル関連商品が国内外で好調に推移 営業利益は9.8億円 2021年6月期決算短信

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「フレームアームズ・ガール」シリーズを中心に「メガミデバイス」などの自社IPのプラモデル製品が好調。小売販売では「にじさんじ」関連商品が売上に貢献。

株式会社壽屋(以下、ことぶき屋)は、2021年6月期決算短信〔日本基準〕(非連結)を8月13日に発表した。当事業年度の売上高は95億4373万7000円(前年同期比29.4%増)、営業利益は9億8727万1000円(前年同期比332.2%増)、経常利益は9億8905万6000円(前年同期比327.4%増)、当期純利益は6億7990万7000円(前年同期比801.9%増)となった。

経営成績に関する説明

ことぶき屋は、世界各国の顧客ニーズにあわせた魅力ある新製品開発を行なうと共に、自社IP(Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産)による製品開発に特に注力してきた。

卸売販売については、国内市場では、新規自社IP製品「創彩少女庭園」より「結城まどか」を発売、自社IP製品「メガミデバイス」より「BULLET KNIGHTS エクソシスト」を発売、自社IP製品「フレームアームズ・ガール」シリーズより「フレームアームズ・ガール マガツキ」を発売し、プラモデルの売上に貢献した。

プラモデル関連製品である「モデリング・サポート・グッズ」等も堅調な推移をみせ、業績を牽引した。他社IPでは大人気アニメ「鬼滅の刃」より「我妻善逸」、「嘴平伊之助」を発売し、フィギュアの売上に貢献した。

海外市場の北米地域では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が依然続くものの、フィギュア製品、プラモデル製品ともに売上は堅調な推移をみせた。

アジア地域では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響は限定的にとどまり、プロモーション活動を行なうと共に、販売チャネル拡大を推進した結果、フィギュア製品の売上が好調な結果となった。また、国内と同様に「フレームアームズ・ガール」シリーズを中心に「メガミデバイス」などの自社IPのプラモデル製品も好調な結果となった。

直営店舗による小売販売については、「にじさんじ」関連商品が好調に推移するものの、新型コロナウイルス感染症に起因するインバウンド需要減少を主な要因とした来店客数の大幅な減少により、売上は伸び悩んだ。店舗運営においては、引き続き新型コロナウイルス感染拡大予防のため、定期的な換気や消毒、レジ前に飛散防止シートの設置など行ない、衛生管理やスタッフの健康管理を徹底した。

ECサイトによる通信販売においては、巣ごもり需要と他社との差別化として直営店舗限定商品や特典の開発を積極的に推進したことにより、売上は好調に推移した。

関連リンク

株式会社壽屋
2021年6月期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年6月期第3四半期決算補足説明資料

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