「うたの☆プリンスさまっ♪」の好調に加えて、「ジャックジャンヌ」「Z/X」が業績に貢献。
株式会社ブロッコリーは、令和4年2月期第2四半期決算短信[日本基準](非連結)を10月15日に発表した。当第2四半期累計期間の売上高は32億1100万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は1億1600万円(同81.2%減)、経常利益は1億3000万円(同79.5%減)、四半期純利益は4700万円(同89. 2%減)となった。
経営成績の説明
当第2四半期累計期間の経営成績の概況は、以下のとおり。
「うたの☆プリンスさまっ♪」においては、4月より全国のファミリーマートにて「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」コラボキャンペーンを開催。同月、株式会社 丸井グループ開催のイベント「PRINCE CAT-SPRING HAS COME-」を全国6力所にて開催。6月には10周年を記念した「UTA☆PRI EXPO-lOth Anniversary-」を池袋サンシャインシティにて開催した。10周年を記念した当イベントでは、これまでの歴史を振り返る展示やステージ衣装展示の他、新作ミュージックビデオ3曲の上演も行ない、参加者から温かいコメントがたくさん寄せられた。7月からは、原宿・名古屋・大阪・福岡にて夏季限定ショップ「SHINING STORE」を開催、緊急事態宣言が全国的に拡大する最中の開催となり、苦戦を強いられる運営となったが、当第2四半期累計期間の関連グッズの売上高・売上総利益は、前年を僅かに下回る数値で着地した。
関連ゲームアプリ「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」の売上高•売上総利益については、前年を下回る結果となった。
関連CDは、3月にQUARTET NIGHT メンバーによるアイドルソング2作品を発売。6月には新作ミュージックビデオを収録した「うたの☆プリンスさまっ♪10th Anniversary CD」を発売。オリコン週間シングルランキング2位にランクインした。8月にはアイドル11人が送るオールスター CD第3弾「shining All Star CD3」を発売し、才リコン週間シングルランキング4位にランクインすることが出来た。これらの結果、関連CDの売上高・売上総利益は、前年の倍の数値を確保した。
「ジャックジャンヌ」については、3月にNintendo Switch™用ゲームソフト『ジャックジャンヌ』を発売。9月には音楽CD 2作品を発売(うち1作品は発売元:株式会社SCHOLE)する等、今後も更なるコンテンッの成長に向け新たな展開をはかっていく。
他社ライセンスグッズにつきましては、昨年11月に株式会社 丸井グループ開催のイベント「呪術廻戦limited shop -マルイ編-」にて呪術廻戦グッズを発売し大きな反響をいただき、当期に入っても、大手コンビニエンスストア及びアニメイトを中心に取扱いが拡大した。加えて他社イベントも徐々に開催されはじめたこと等により、他社ライセンスグッズは前年を大幅に上回る売上高・売上総利益を確保した。
トレーディングカードゲーム「Z/X -Zillions of enemy X-(ゼクス ジリオンズ オブ エネミーエックス)」は、4月に新システム「アルターブレイク」を搭載したブースターパック「極点超越編 進化 」を 発売。当第2四半期においても、6月に「EXパック第27弾 ドラゴンカジノへようこそ!」、7月にブースターパック「極点超越編 幻想 」、8月に「EXパック第28弾 シークレット☆フェスティバル!!」を発売し、更に、通販では関連商品の発売点数強化を行なった結果、復調基調には入っているが、当第2四半期累計期間の売上高・売上総利益は前年を下回る結果となった。
販売費及び一般管理費については、10周年記念イベント開催や新作ゲーム発売に伴う運営費・販促費を増加させたことから、9億4400万円(前年同期比44.7%増)となった。
これらの結果、当第2四半期累計期間の売上高は32億1100万円(前年同期比7.4%増)となったが、営業利益は、1億1600万円(同81.2%減)、経常利益は1億3000万円(同79.5%減)となった。四半期純利益につきましては、当第2四半期に一部着手していたゲームの開発中止を決定したことにより特別損失59百万円を計上いたしました結果、4700万円(同89. 2%減)となった。
関連リンク
株式会社ブロッコリー
令和4年2月期第2四半期決算短信[日本基準](非連結)
2022年2月期第2四半期 決算補足説明資料