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モバイルファクトリー、コロナ禍で主力の位置ゲーが業績に貢献 営業利益5.6億円 2021年12月期第3四半期決算短信

モバイルファクトリー00

コロナ禍でも主力の位置ゲーは前年並みで推移するも、コンテンツ事業とブロックチェーン事業が振るわず減収減益。

株式会社モバイルファクトリー(以下、モバイルファクトリー)が、2021年10月25日に2021年12月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。当第3四半期連結累計期間における売上高は20億3437万1000円(前年同四半期比2.8%減)、EBITDAは5億8928万2000円(同8.3%減)、営業利益は5億6164万8000円(同10.7%減)、経常利益は5億6418万4000円(同10.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億8797万4000円(同11.0%減)となった。

経営成績の説明

モバイルファクトリーグループは昨年に導入いたしました働き方3.0の「モバワーク」により、あらゆる情勢に応じた柔軟な運営を継続的に行ない、業務効率化による生産性向上等に取り組んでいるだけでなく、本社オフィス移転に伴ってコスト削減につとめている。

なお、当第3四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、事業セグメントをモバイルゲーム事業、コンテンツ事業、ブロックチェーン事業として開示している。そのため、当第3四半期連結会計期間におけるセグメント別の業績につきましては、前年同四半期との比較分析を行なっている。

モバイルゲーム事業
モバイルゲーム事業では、位置情報連動型ゲームである『駅メモ!(ステーションメモリーズ!)』及び『アワメモ!(駅メモ! Our Rails)』において、コロナ禍の影響が続くなか、感染症の動向や社会情勢を注視しつつ、他社IPとのコラボイベントを実施等、ゲームを継続して遊んでもらえるような施策を行なった。また、『駅メモ!』では、ライセンスの月額サブスクリプションを2021年6月に実装した。

『アワメモ!』の新機能であるステーションNFT(旧称 駅トークン)については、2021年9月までに4回のオークションを実施した。

その他の位置情報連動型ゲームの『駅奪取』においても、コラボイベントの実施等、ゲームを継続して遊んでもらえるような施策を行なった。

この結果、同事業の売上高は17億1213万4000円となり、セグメント利益は4億6655万5000円となった。

コンテンツ事業
コンテンツ事業では、プラットフォームであるキャリア各社の方針変更により、2021年3月にフィーチャーフォン向けサービスが終了した。

また、モバイルファクトリーで運営している各着信メロディサービスの課金会員数が緩やかに減少している。

この結果、同事業の売上高は3億2222万9000円となり、セグメント利益は1億8260万7000円となった。

ブロックチェーン事業
ブロックチェーン事業では、目標に掲げている「Uniqys SaaS」利用者拡大への取り組みとして、デジタルデータをブロックチェーン上で個人の資産として保有可能とする、NFT生成・販売のプラットフォームである、「ユニマ(Uniqys マーケットプレイス)」を2021年7月にリリースした。取り扱う商材とするアートや書籍といったNFTの販売を行い、SaaSの機能拡充に向けても取り組んだ。

また、継続してコンプライアンス充足のための関係各所との協議を行なうとともに、ゲーム以外の多種多様なNFTの独占販売に向けて取り組んでいる。

この結果、同事業の売上高は7千円となり、セグメント損失は8751万4000円となった。

関連リンク

株式会社モバイルファクトリー

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