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ブシロード、四半期として過去最高の売上高を達成 営業利益13億円 2022年6月期第1四半期決算短信

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ゲーム部門が軟調に推移も、TCG部門・MD部門・メディア部門で過去最高の売上高を達成。

株式会社ブシロード(以下、ブシロード)は、2022年6月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)を11月12日に発表した。当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高104億8482万9000円、営業利益13億2124万7000円、経常利益16億6955万8000円、親会社株主に帰属する四半期純利益11億3653万7000円となった。

経営成績の説明

当第1四半期連結累計期間のブシロードグループは依然としてリアルイベントの開催・動員が制限されながらも、大規模音楽ライブを複数回開催するなど、アフターコロナを見据えて動きだしつつある。また、「IPディベロッパー」戦略をバージョンアップし、IP活用プラットフォームとして「ヴァイスシュヴァルツ」をはじめとしたIP価値の向上に貢献するプロダクト・サービスの拡充につとめてきた。

各セグメントの経営成績は次のとおり。なお、セグメント売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載している。

デジタルIP事業
デジタルIP事業は、TCG(トレーディングカードゲーム)部門、ゲーム部門、MD(マーチャンダイジング)部門、メディア部門の4部門が属している。なお、当第1四半期連結会計期間より、MOG(モバイルオンラインゲーム)部門をゲーム部門に名称変更している。

①TCG部門
主力TCGである「ヴァイスシュヴァルツ」では「ホロライブプロダクション」がヴァイスシュヴァルツ史上最高の売上を記録し、他商品も好調に推移しました。

「カードファイト!! ヴァンガード」は新シリーズ「カードファイト!! ヴァンガード overDress」が特に海外で好調な動きとなっている。

「Reバース for you」は「新日本プロレスリング」を発売し、グループ内シナジーによりプロレスファンにもアプローチした。

以上の結果、TCG部門は四半期として過去最高の売上となった。

②ゲーム部門
2021年9月16日に『バンドリ! ガールズバンドパーティ!for Nintendo Switch』を発売し、ブシロードとしてコンソールゲームへ本格参入した。また、モバイルオンラインゲーム市場が競争過熱の状態にあり、全体的に軟調に推移した。

③MD部門
ブシロードは、当第1四半期連結会計期間より、子会社の株式会社ブシロードクリエイティブに当社のMD・EC事業を吸収分割の方法により承継した。これによりグループ内の機能・リソースを集約させ、MD部門のさらなる拡大を目指していく。

カプセルや一般流通を中心に全体的に好調、また「原神」や「ホロライブプロダクション」など他社IPの催事やOEMによる売上も過去最高水準となり、MD部門は四半期として過去最高の売上となった。

④メディア部門
株式会社ブシロードムーブがチームジョイ株式会社と共同で日本語吹替版の配給・制作を行った中米共同制作のフル3DCGアニメ映画『「白蛇:縁起」日本語吹替版』が2021年7月30日に公開され、公開初週には興業通信社集計の全国映画動員ランキングで10位にランクインした。

また、舞台「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#3 Growth」の公演が2021年7月27日より開始されその委員会収入などにより、メディア部門は四半期として過去最高の売上となった。

これらの結果、売上高80億3520万2000円、セグメント利益13億5356万7000円となった。

ライブIP事業
ライブIP事業は、音楽部門、スポーツ部門の2部門が属している。

①音楽部門
株式会社ブシロードミュージックでは富士急ハイランド・コニファーフォレストにて大規模ライブとなるBanG Dream! 9th☆LIVE「The Beginning」「Mythology」を開催したほか、音楽・映像ソフトも全体的に好調、また、株式会社劇団飛行船でも公演の動員が回復傾向にあり、四半期として過去最高の売上となった。

②スポーツ部門
「新日本プロレス」は東京ドーム・メットライフドームにて大規模興行「カードファイト!! ヴァンガードoverDress Presents WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome」を開催するも緊急事態宣言延長により動員が制限され、興行・グッズの売上が伸び悩んだ。動画配信サービス「新日本プロレスワールド」やアプリ「新日コレクション」等のコンテンツ売上は堅調に推移した。

「スターダム」は段階的により大きな規模の会場での興行を増加させており、株式会社ブシロードファイトとして四半期で過去最高の売上高となった。

これらの結果、売上高24億4962万7000円、セグメント損失4018万8000円となった。

関連リンク

株式会社ブシロード
2022年6月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)
2022年6月期第1四半期決算説明資料

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