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セガサミーホールディングス株式会社、平成28年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)を発表

 セガサミーホールディングス株式会社の平成28年3月期の連結業績(平成27年4月1日~平成28年3月31日)については、売上高は3,479億8100万円(前期比5.1%減)、営業利益は176億1700万円(前期比0.7%増)、経常利益は164億900万円(前期比2.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は53億6900万円(前期は純損失113億7500万円)となった(百万円未満切捨てで表記)。

■経営成績に関する分析

 遊技機業界においては、パチスロ遊技機市場において、遊技機の型式試験を執り行う一般財団法人保安通信協会(略称:保通協)における型式試験方法の運用変更前の基準において適合を受けたタイトルの稼働が底堅く推移している。一方で、運用変更に対応したパチスロ遊技機への入れ替えに対しては、パチンコホール運営者が慎重な見方を示しており、パチスロ遊技機の新台入替はやや低調に推移した。しかしながら、運用変更に対応したパチスロ遊技機においても、一部の実績あるシリーズ機を中心に、高い稼働実績を残すタイトルが登場してきている。パチンコ遊技機においては、日本遊技機工業組合(略称:日工組)において決定された『のめり込み』対策に係る新たな申合せ(以下、「申合せ」)が適用されたこと等に伴い、一部の大型タイトルを除いて新台入替は低調に推移している。今後の市場活性化に向けては、各種自主規制等に適応した、幅広いエンドユーザーに支持される機械の開発、供給等が求められている。

 エンタテインメントコンテンツ事業を取り巻く環境については、スマートデバイス向けなどのデジタルゲーム市場において、国内におけるスマートフォン普及の鈍化、及び上位タイトルの優位性が増しており、将来的には中位下位タイトルの淘汰も予測されることから、より品質の高いコンテンツの供給が求められており、開発期間の長期化や運営費用が増加傾向にある。パッケージゲーム市場においては、家庭用ゲーム機の新世代ハードの普及とともに、今後の市場の拡大に向けて期待が高まっている。アミューズメント施設・機器市場については、縮小傾向が続いている中、引き続きユーザー層の拡大へ向けた取り組みを進めている。

 リゾート業界においては、訪日外国人数の増加継続により、ホテルの客室稼働率は引き続き上昇傾向にあり、遊園地・テーマパーク売上高においても前年を上回る状況が続いている。また、観光立国の実現に向けて、『特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案(IR推進法案)』が国会に提出されました。

  セガサミーホールディングス株式会社 IR情報
 ≫ http://www.segasammy.co.jp/japanese/ir/library/settlement.do

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