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ゲーム制作×青春!【 マンガ とりあえず「ゲーム部!」3 】#3-4 「大人だもんね」

監修・原案:「ゲーム部!」実行委員会
まんが:森宮鈴

「ゲーム部!」実行委員会公式Twitter: @gamebu_info

■コラム「ゲーム業界に行こう!」:準備はお早めに!応募作品(ポートフォリオ)について

●エントリーをしよう!
 就職活動解禁日に、一斉に新卒の募集要項が公開されると思います。そこで気になる会社の採用スケジュールと、エントリーに必要な書類のチェックは済ませてくださいね。

 理由は会社によっては、エントリー期間がとっても短い事があるからです。その期間にエントリーをしていないと、新卒として応募する事は不可となってしまいます。
 作品を作ってから応募しよう……とのんびり構えていて、いざ、応募要項をチェックしたら、エントリーが〆切られてました……なんて事のないように。

・エントリーシートの内容は、会社によって異なる
 これも当然の事ですが、エントリーシートの内容は会社によって異なります。中には記載に時間がかかったり、課題がある場合もありますので、それらも併せてチェックしておきましょう。

・自己PRについて~自己PRの目的はなにかを考える
 エントリーシートの内容は異なっていますが、多くは、「自己PR」してくださいという感じが多いですよね。ですので、自己PRに対する考え方についても、記載しておきます。
 学生の自己PRで「僕はスキーが好きです。」「節約が趣味です。」何のアピールだかわからないものも多くあります。

 採用担当の視点からすれば、自己PRの文章から「採用した時のメリットが感じられるかどうか」です。
 そこから逆に考えると、「(僕を私を)採用すれば、こんなゲームができますよ!」とか、「このジャンルの知識なら、なんでも聞いてください。」とか……。採用側のメリットがわかるようにしておくことが大切です。
 なにかに打ち込んでいるのであれば、「僕はスポーツ全般に詳しいです。スポーツ系のゲームの企画であれば任せてください。」という風に記載します。

・あまり無理をする必要はない
 また、私の個人的な意見ではありますが、「よく見せよう」として、無理する必要はないと考えます。
 求められる人材として「積極的で、リーダーシップもあって、コミュニケーションがとれる」みたいな内容は、ゲーム業界に限らず、求められる人材のヒューマンスキルとして挙げられると思います。
 そこに無理に合わせて自己PRを書いたのでしょう。実際、面接でどうみても違うキャラの人が来る場合があります。
 その時点で、面接官は「就職課の先生か誰かに、そう書けと言われたんだな…」と思ってしまう事もあります。それだけで面接NGとはならないと思いますが、あまりいい印象はありませんよね……。

 ですので、そこは自分の性格に正直に書く事をおすすめします!

 とはいえ、「自分は消極的な人間で、人と話すのが苦手です。」とネガティブなアピールをしても仕方ありません。
 自己PRは、あくまで自分の売り込みです。もし、人と話すのが正直苦手であれば「人と話すのが苦手なところがありますが、頑張って克服しようと思います。」とか「明るく人と話すように努力をしています。」などと、フォローをする事を忘れずに……!

 また、自己PRについて、自分の長所・短所がわからないという事があれば、就職課の先生や、周囲の人に聞いてみるのはありだと思います。第三者の方が、その人の性格などを冷静に見ている事が多いからです。

・最後に人にチェックして貰おう
 自己PRの文章などができたら、できれば人にチェックして貰って下さいね。伝えたい事がきちんと伝わり、ポジティブな印象を与える文章を書くのは案外難しいものです。「自己満足」な文章になっていないか、第三者に見てもらった方が早いことが多いです。

 最後の一手間をかけて、魅力的な自己PRになるようにしてくださいね。

By かもちゃん先生 @gamebu_info

※このコーナーではゲーム制作におけるお悩みを募集しています。
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【今回の登場人物】


◆かねこ:「ゲーム部!」リードプランナー。本作主人公。性格は明るく活発で、負けん気が強い。楽しそうな事にノリでとびつくが飽きっぽい。ゲーム作りの魅力に目覚めてきた感じ。が、やはりノリが軽い……。春を感じる瞬間は「たんぽぽの花が咲いたとき」。

◆かもちゃん先生:「ゲーム部!」顧問。担当科目は現国。着任早々「ゲーム部!」を立ち上げ、生徒にゲームを作らせようとするなど、かなり強引。元々ゲームプランナー。春を感じる瞬間は「目がかゆくなったとき(花粉症?)」。

(C)森宮鈴/「ゲーム部!」実行委員会
※この物語はフィクションなので、実在の学校・人物とは一切関係ありません。

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