「LINE Creators Market」公開3年で登録クリエイター数は約72万⼈、売上上位10名の平均販売額は5億円を突破
LINEが運営しているLINE Creators Marketでは、これまで以上に多くのユーザーに対してより⾃由に簡単にスタンプ制作を楽しんでもらおうと、2017年夏頃を⽬処にスマートフォンのみでスタンプの制作・販売ができる専⽤アプリを公開予定。
これにより、ユーザーは専⽤のイラスト作成ソフトやパソコン・ペンタブレット等のデジタル機器を使⽤しなくても、クリエイター登録から写真撮影・トリミング・ペイントといった画像編集、さらには作成したスタンプの審査申請や、販売開始まで⾏えるようになるという(サービス詳細については、アプリ公開時に改めて発表)。
「LINE Creators Market」では、2014年5⽉より、クリエイターが制作したスタンプ及び着せ替えの販売を開始して以来、様々な取り組みでスタンプ市場の活性化に取り組んでいる。
2015年12⽉にはスタンプの販売価格を5つの価格(120 円/240 円/360 円/480 円/600 円)から選択できる「価格変更機能」を導入し、2016年6⽉には最⼤4秒のアニメーションで構成される「動くスタンプ(アニメーションスタンプ)」もクリエイターたちに開放。同年10⽉にはイラストだけではなく、写真を⽤いたスタンプの販売も解禁し、さらには、スタンプ1セットに必要なスタンプの数も最低8個からと大幅に改善。審査期間の大幅短縮など、審査基準の改善にも積極的に取り組んできた。
2015年5⽉には、スタンプ制作を通して誕⽣したクリエイターの活躍の幅をさらに拡⼤しようと、トップクリエイターのスタンプ作品の商品化⽀援・ライツマネジメントを⾏う「LINE Creators Management」を開始し、これまで約20名のクリエイターのサポートを⾏っている。
これらの取り組みによって、2017年5⽉8⽇までの3年間で登録クリエイター数は世界230ヶ国約72万⼈、販売中のスタンプ・着せかえ数は合計40万セットを突破した。
「LINE Creators Market」公開後3年間の利用・販売実績に関しても発表し、3年間の販売総額は479億円を超え、売上上位10名のクリエイターの平均販売額(累計)は5億3,000万円を超えるという。
LINEでは、今後も「LINE Creators Market」を通じ、クリエイター活動におけるエコシステムの構築を⽬指していくとともに、スマートフォンにおけるコミュニケーションインフラとして、グローバルでのプラットフォーム展開を引き続き推進しいく。