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スクエニHD、平成30年3月期第1四半期決算短信を発表。経常利益が106%の大幅な増益を達成。

スクエニHD

「FFBE」や「星ドラ」など既存タイトルが好調に推移。デジタルエンタテインメント事業の営業利益が44%の増益。

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスは、平成30年3月期第1四半期の連結業績(平成29年4月1日~平成29年6月30日)を8月4日(金)に発表。売上高は570億円(前年同期比11.3%増)、営業利益は128億7400万円(前年同期比43.9%増)、経常利益は132億8600万円(前年同期比106.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は83億6800万円(前年同期比56.8%増)となった(百万円未満切捨て)。

経営成績に関する説明

デジタルエンタテインメント事業
家庭用ゲーム機向けタイトルにおいて、パッケージ新作及び他社ソフトの販売が減少したため、前年同期比で減収となったが、「NieR:Automata」をはじめとする過去に発売したタイトルのダウンロードを中心としたリピート販売の好調により前年同期比で増益となった。
スマートデバイス・PCブラウザなどをプラットフォームとしたコンテンツに関しては、「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」、「星のドラゴンクエスト」、「ドラゴンクエスト モンスターズ スーパーライト」、「キングダム ハーツ ユニオン クロス」などの既存タイトルが好調に推移。前年同期比で増収、増益となった。
また、多人数参加型オンラインロールプレイングゲームでは、「ファイナルファンタジーXIV」の拡張版ディスクの発売によるディスク売上と課金会員数の増加により、前年同期比で増収、増益した。

以上の結果、デジタルエンタテインメント事業の第1四半期連結累計期間の売上高は441億6800万円(前年同期比17.7%増)となり、営業利益は137億2400万円(前年同期比44.9%増)となった。

アミューズメント事業
店舗運営が堅調に推移したものの、アミューズメント機器の販売については新規タイトルの発売がなかったため、前年同期比で減収。

アミューズメント事業の第1四半期連結累計期間の売上高は89億8800万円(前年同期比13.2%減)となり、営業利益は6億5900万円(前年同期比20.7%減)となった。

出版事業
前年同期と比較してコミック単行本の売上が堅調に推移し、売上高は22億9800万円(前年同期比2.0%増)となり、営業利益は5億6300万円(前年同期比6.2%増)となった。

ライツ・プロパティ等事業
自社コンテンツのキャラクターグッズ、サウンドトラック等の販売・許諾、他社の有力コンテンツのキャラクターグッズ化等が好調に推移。

その結果、売上高は21億5900万円(前年同期比52.3%増)となり、営業利益は5億8400万円(前年同期比4.2%増)となった。

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