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モバイルファクトリー、平成29年12月期第3四半期決算を発表。営業利益は18.2%増の5億4500万円。

モバイルファクトリー

『駅メモ!』が順調に推移。今後はマーケティングに注力し、新規ユーザーの獲得を狙う。

株式会社モバイルファクトリー(以下、モバイルファクトリー)は、平成29年12月期第3四半期決算を10月20日(金)に発表。当期売上高は17億4700万円(前年同期比18%増)、営業利益は5億4500万円(同18.2%増)、経常利益は5億3200万円(同15.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億6700万円(同20.4%)となった。

経営成績に関する説明

モバイルファクトリーグループは、ソーシャルアプリサービスの位置情報連動型ゲームの拡大に注力するとともに、生産性向上やプロモーションの強化などに取り組んだ。

ソーシャルアプリサービスの位置情報連動型ゲームに関しては、『ステーションメモリーズ!(以下、駅メモ!)』において、TVアニメや他社IPとのコラボ企画や、3周年キャンペーンを行なった。プロモーション強化及びユーザー数の拡大施策として映画とのタイアップの電車内広告やWEB広告を実施。新規ユーザーの獲得施策としては、ゲーム体験の提供として、9月から期間限定で「ステーションメモリーズ! 3rd Birthday Cafe」をオープンし、おおむね好調を得た。

その他にも『駅メモ!』に登場するキャラクターのコミカライズを行うなどさまざまな施策を実施。また、6月からは奈良県とのコラボイベントを開催しており、今後も地方創生や地域活性化などを通じて社会貢献にも注力する。

その他、位置情報連動型ゲームの『駅奪取』と『レキシトコネクト』は、イベントの定期的な開催など継続してアプリを遊んでもらえる施策を継続して行なった。

ソーシャルアプリサービスのその他に含まれているスマートノベルに関しては最低運用を継続。

コンテンツサービスにつきましては、ソフトバンク株式会社のアプリ取り放題サービス「App Pass」にて、運営している「スタメロ – スタンプ&メロディとり放題」が引き続き堅調に推移。7月にはKDDI株式会社の「auスマートパス」へリリースした。

また、平成29年6月2日(金)をもって、株式を東京証券取引所市場第一部へ市場変更をしており、営業外費用において株式公開費用が生じている。

上記の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は17億4700万円、営業利益は5億4500万円、経常利益は5億3200万円親会社株主に帰属する四半期純利益は3億6700万円となった。

連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

平成29年12月期の業績予想に関しては、平成29年1月20日に公表した連結業績予想と変わらない見込み。

第4四半期以降は第3四半期までの状況を踏まえ、第3四半期同様に『駅メモ!』の既存ユーザーの満足度を向上させると共に、マーケティングに注力し、新規ユーザーの獲得を目指す。また、第3四半期においてユーザー数は引き続き増加しているため、ユーザーの満足度を向上させつつ、各種イベント・キャンペーンを実施していくだ。

その他の位置情報連動型ゲームでは、収益などに見合ったリソース配分のもと運営を行なう。新作については、現在開発中と発表があった。

関連サイト

株式会社モバイルファクトリー公式サイト
平成29年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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