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クルーズ、ゲーム事業はほぼ譲渡完了、営業利益は4億円。現在は一球入魂の新規開発のみ。平成30年3月期第2四半期決算。

中核であったゲーム事業を平成28年11月に譲渡しEC分野に転換。現在のゲームは運営タイトル・新規開発タイトルともに1本ずつ。

クルーズ株式会社(以下、クルーズ)は、平成30年3月期第2四半期決算を11月13日(月)に発表した。平成30年3月期第2四半期の連結業績は、売上高118億3300万円(前年同期比25.3%減)、営業利益4億3100万円(同70.8%減)、経常利益4億4000万円(同70..3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億2000万円(同78.9%減)となった。

経営成績に関する説明

2016年10月「永続的な企業の存続に必要不可欠な事業ポートフォリオの変革、SHOPLISTをファストファッションEC分野を代表するブランドへ」という方針を掲げ、平成28年11月に『エレメンタルストーリー』を除く全てのゲームタイトルに関する事業とそれに関わる人材に関して、会社分割及び株式譲渡を実施。中核事業をゲーム分野からEC分野へ事業構造を転換したとのこと。

ファストファッション通販「SHOPLIST.com by CROOZ(以下、SHOPLIST)」は、市場拡大とともに成長しており、SHOPLIST事業は、新規事業として平成24年7月にサービスを開始して5年目となる前連結会計年度の売上高は190億円を超えた。

当第2四半期連結累計期間においても、売上高は101億円(前年同累計期間比9.4%増)と拡大を継続。今後も、継続的な大規模プロモーションや物流強化、新規購入者のリピート率向上などを通じて、事業規模拡大・サービス向上に注力。SHOPLISTを中心としたEC関連領域に人材や資金等の経営資源を集中させ、集客力・販売チャネル・ブランディング強化を行うことで、SHOPLIST事業の成長に注力し、企業価値の向上に努めると発表。グループとしても、資産を活かした新規事業やM&Aにも積極的に挑戦し、第二・第三の事業の柱を創出するとした。

なお、当期はインターネットコンテンツ事業(ゲーム事業)の大半を売却し、SHOPLISTを中心としたEC事業に事業構造を変革して迎える初めての期。前期の実績として、インターネットコンテンツ事業は連結売上高と営業利益の大きなウェイトを占めており、事業構造を変革した今期業績は、対前期比では大きな変化が発生中と発表。現在は、複数タイトルを作らずに一球入魂で新規開発を進めているとのこと。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高118億3376万円(前年同四半期比25.3%減)、営業利益4億3144万円(同70.8%減)、経常利益4億4087万円(同70.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億2067万円(同78.9%減)となった。

セグメント毎の業績は、以下。
SHOPLIST事業
売上高101億1970万円(前年同四半期比9.4%増)、セグメント利益5億137万円(同31.4%増)。

インターネットコンテンツ事業
売上高は14億8317万円(前年同四半期比77.4%減)、セグメント利益は2億7315万円(同75.9%減)。

その他事業
売上高は2億3088万円(前年同四半期比359.7%増)、セグメント損失は3億4308万円(前年同四半期はセグメント損失3864万円)。

連結業績予想などの将来予測情報に関しては、業績予想の開示を見合わせると発表。

関連サイト

クルーズ株式会社公式サイト
平成30年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
第17期(平成30年3月期) 第2四半期 決算説明資料

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