『ドッカンバトル』を中心にゲームが収益に寄与。期待の『新テニスの王子様 RisingBeat』も11月末~12月初旬にリリース予定。
株式会社アカツキ(以下、アカツキ)は、平成30年3月期第2四半期決算を11月13日(月)に発表した。平成30年3月期第2四半期の連結業績に関しては、売上高102億2700万円(前年同期比131.3%増)、営業利益50億4600万円(同185.7%増)、経常利益50億500万円(同194.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は36億1400万円(同207.9%増)となった。
経営成績に関する説明
既存タイトルの拡大と新規タイトルの投入に注力したと発表。
当第2四半期連結累計期間関しては、継続してネイティブアプリの開発及び運用に経営資源を集中しており、順調にユーザー数が増加している。
ゲーム事業に関しては、株式会社バンダイナムコエンターテインメント(以下、BNE)との協業タイトルである『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は、平成29年9月末時点において国内外累計で2億ダウンロードに到達。既存タイトルに関しては良好に推移した。
また、新規タイトルについては、6月にオリジナルタイトル『八月のシンデレラナイン』を、8月にBNEとの共同開発タイトル『アイドルマスターSideM LIVE ON ST@GE!』をリリースし、順調とのこと。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高102億2706万円(前年同期比131.3%増)、営業利益50億4662万円(同185.7%増)、経常利益50億535万円(同194.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益36億1420万円(同207.9%増)となった。
また、平成30年3月期に関しては、中長期的な企業価値向上を目指すべく、事業ポートフォリオの拡充によって収益を積み上げていけるよう、更なる投資フェーズと見込んでいるという。
モバイルゲーム事業に関しては、既存タイトルの堅実な運用はもちろんのこと、国内外向け新規タイトルの開発に加えて、ゲーム周辺事業への垂直・水平展開や、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)など新しい技術への投資・取組みを実施することで、総合的なエンターテインメント事業として成長を目指すとした。
関連サイト
株式会社アカツキ公式サイト
平成30年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2018年3月期 第2四半期 決算説明資料