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カヤック、「ぼくらの甲子園!」シリーズ最新作が好調に推移し、営業利益6億弱。平成29年12月期第3四半期決算。

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ソーシャルゲームは新規開発ラインに積極的に投資。ウェルプレイド株式会社を子会社にすることで、ゲーム周辺領域の事業を拡充。

株式会社カヤック(以下、カヤック)は、平成29年12月期第3四半期決算を11月14日(火)に発表。平成29年12月期第3四半期の連結業績に関しては、売上高43億5000万円(前年同期比11.4%増)、営業利益5億8600万円(同84.9%増)、経常利益6億3700万円(同82.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億1300万円(同123.6%増)となった。

経営成績に関する説明

良質なコンテンツをより多くのユーザーに楽しんでもらえるようにしており、中でも受託サービスであるクライアントワーク、自社サービスであるソーシャルゲーム、「Lobi」の3つを主要サービスと位置づけて注力、相互にシナジーをはかりながら事業を進めていると発表。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は43億5076万円(前年同期比11.4%増)、営業利益は5億8681万円(同84.9%増)、経常利益は6億3785万円(同82.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億1320万円(同123.6%増)となった。

セグメント毎の業績は、以下。

クライアントワーク
新しい技術とアイデアに挑戦し、クライアントとその先にいるユーザーに新しい体験を提供することで、クライアントのマーケティング及びブランディングに資する広告を提供。

スマートフォンの普及や新しい技術の出現を背景に、WEB領域にとどまらないリアルと連動した案件の増加がみられていると報告。その中で、積極的に業務提携を進めるとともに、VRを利用した案件などの新しい取り組みを積極的に行うことで事業領域の拡大を図っていると発表。

上記の結果、売上高は12億2466万円(前年同期比22.5%増)となった。

ソーシャルゲーム
『共闘スポーツRPG』を軸にタイトルを展開。

「ぼくらの甲子園!」シリーズの最新作となる「ぼくらの甲子園!ポケット」が順調に推移。また、組織を拡充するとともに新規開発ラインに積極的に投資を行う中で、事業規模の拡大を図っているとのこと。

上記の結果、売上高は22億2116万円(前年同期比0.9%減)となった。

Lobi
「Lobi」というスマートフォンゲームに特化したコミュニティ事業を進行中。

コミュニティに適した機能の拡充に努めるとともに、「Lobi」と連携するタイトル数を積極的に増加させる中でユーザー数の拡大を図っているとした。また、「Lobi」の強みであるユーザーやコミュニティにより焦点を当てた収益構造への転換を図っているとのこと。

上記の結果、売上高は3億5352万円(前年同期比19.6%減)となった。

その他サービス
平成29年3月、5月、8月に「JAGMO」による公演を開催。

また、「プラコレWedding」などの新規サービスも順調に成長中とした。

さらに、e-Sports事業を営むウェルプレイド株式会社の子会社化によって、グループ全体としてゲーム周辺領域のさらなる拡充を図ったと発表。

上記の結果、売上高は5億5141万円(前年同期比146.0%増)となった。

連結業績予想などの将来予測情報に関しては、平成29年2月14日に公表した平成28年12月期決算短信から変更はないとのこと。

関連サイト

株式会社カヤック公式サイト
平成29年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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