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コナミHD、各事業が国内外で好調に推移し営業利益30%増の385億円。2018年3月期第3四半期決算。

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既存モバイルゲームの堅調な推移、パチスロ機の高評価を受けて業績予想を上方修正。

コナミホールディングス株式会社(以下、コナミHD)は、2018年3月期第3四半期決算を2018年1月31日(水)に発表。当期連結経営成績は、売上高1786億6800万円(前年同期比9%増)、営業利益385億3200万円(同30.2%増)、税引前利益381億3300万円(同32.1%増)、四半期利益260億4300万円(同26%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は260億3400万円(同26.1%増)、四半期包括利益合計額268億1400万円(同24.9%増)となった。

当第3四半期連結累計期間の概況

デジタルエンタテインメント事業
モバイルゲームにて『ウイニングイレブン カードコレクション(海外名:PES CARD COLLECTION)』を約150の国と地域で配信を開始。多くのユーザーに好評を得ている。また『ウイニングイレブン 2018(海外名:PRO EVOLUTION SOCCER 2018)』では大幅なアップデートを実施した。『実況パワフルプロ野球』や『遊戯王 デュエルリンクス』『プロ野球スピリッツA(エース)』といったタイトルも堅調に推移した。

カードゲームでは、「遊戯王トレーディングカードゲーム」を引き続きグローバルに展開。TVアニメ新シリーズに登場する新たなルールに対応したカードを追加し、コンテンツの活性化を推進。家庭用ゲームでは『ウイニングイレブン 2018』や『スーパーボンバーマン R(海外名:Super Bomberman R)』が引き続き堅調に推移した。

以上の結果、売上高は896億5500万円(前年同期比21.7%増)、セグメント利益は297億4700万円(同21.9%増)となった。

健康サービス事業
利用者の利用頻度に応じて選択できる料金プランや複数の施設を手軽に利用できる施設利用制度を展開。“続けられる”をコンセプトに、コナミスポーツクラブのサービスの拡充と浸透に努めた。健康関連商品では、家庭用を中心として広がりを見せる健康機器市場での認知向上、シェア拡大を目的に新たな健康関連商品の開発に取り組んでいる。

以上の結果、売上高は497億800万円(前年同期比4.3%減)、セグメント利益は30億1900万円(同26.0%減)となった。

ゲーミング&システム事業
主力商品であるビデオスロットマシン「Concerto(コンチェルト)」シリーズを中心に、ロングセラー商品の「Podium(ポーディアム)」シリーズやカジノマネジメントシステム「SYNKROS(シンクロス)」の販売を北米、アジア・オセアニア市場を中心に展開。

以上の結果、売上高は206億5800万円(前年同期比4.9%減)、セグメント利益は26億6300万円(同8.6%減)となった。

アミューズメント事業
アーケードゲームの『麻雀格闘倶楽部 ハイグレードモデル』が引き続き堅調な稼働で推移。音楽ゲームでは『beatmania IIDX 25 CANNON BALLERS』が稼働を開始。メダルゲームでは『アニマロッタ おとぎの国のアニマ』の新筐体や『GI-WorldClassic』『Tower de パティシエッタ』『PIRATES A GOGO!』が稼働を開始。

パチンコ・パチスロ機に関しては、前期に発売した『GI優駿倶楽部』が長期安定稼働を維持し、市場からの高い評価を背景とした追加受注により順調に推移した。また、最新機種『戦国コレクション3』の稼働がスタートした。

以上の結果、売上高は198億円(前年同期比15.6%増)、セグメント利益は65億700万円(同67.9%増)となった。

あわせて、業績予想の修正も発表。

デジタルエンタテインメント事業において『実況パワフルプロ野球』や『プロ野球スピリッツA』等のモバイルゲームが堅調に推移したこと。アミューズメント事業にて、前期に発売した機種の追加受注にで好調に推移したことなど。これらの影響を受けて営業利益、税引前利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益を修正した。

業績予想の修正は以下。

関連サイト

コナミホールディングス株式会社公式サイト
2018年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2018年3月期第3四半期 決算発表資料
業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ

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