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オルトプラス、新規ゲームへの開発投資で営業損失2.5億。平成30年9月期第1四半期決算。

オルトプラス

他社との協業により、開発リスクを低減させて複数ゲームを開発中。新規開発費や管理費等が、収益を上回って推移。

株式会社オルトプラスは、平成30年9月期第1四半期決算を2月8日(木)に発表した。当期連結経営成績は、売上高9億7800万円(前年同期比33.8%増)、営業損失2億5800万円、経常損失2億4600万円、親会社株主に帰属する四半期純損失2億4700万円となった。

経営成績に関する説明

ゲーム事業
新規ネイティブ(1タイトル)の運営を受託する一方で、自社ネイティブ(1タイトル)の運営を終了するなど、運営タイトルの選択と集中を継続して進めてきた。これにより、当第1四半期連結会計期間末において、自社タイトル並びに他社との協業4タイトル、パブリッシング1タイトル、運営移管5タイトルの運営を行なっている。

新規タイトルの開発は、IP保有会社を含む他社との協業により、開発に伴う各種リスクの低減を図りながら複数タイトルの開発を進行。

ゲーム支援事業では、ソーシャルゲーム会社への人材提供を行なうなど、ソーシャルゲーム会社におけるゲーム資産価値の最大化を図るための各種サービスを拡充することにより、案件の獲得を進めてきたと発表。

開発事業
主にベトナムでのオフショア開発や、ゲーム開発で培った開発技術を利用した新サービスの開発を実施。

オフショア開発では、オフショア開発拠点としてのベトナム子会社を活用した他社ウェブサービス等の開発受託等の案件獲得を行なったとのこと。

業務提携先である韓国NSHC社が開発したスマートフォンアプリ向け統合セキュリティソリューション「DxShield」を販売。

運営中のタイトルは、引き続き運営の効率化を進め、売上減少に見合うコスト削減を実施することにより採算性を維持。新規タイトルは、他社との協業により自社が負担する開発費を抑制。ゲーム支援事業や開発事業については、新規案件の獲得を進めることにより、収益増加を目指してきたとのこと。

そのほか、全社において、人員の適正配置等による人件費を抑制、各種費用の削減を継続。しかし、現在開発中の複数の新規タイトルにおける開発費や、新規事業等の費用及び全社管理費等が、運営タイトル等から得られる収益を上回って推移。為替の変動に伴う為替差益として、1273万円を計上したと発表。

以上の結果、売上高は9億7834万円(前年同四半期比33.8%増)、営業損失は2億5884万円(前年同四半期は6689万円の営業損失)、経常損失は2億4639万円(前年同四半期は3125万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億4704万円(前年同四半期は1億2989万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となった。

業績予想に関しては、現時点で合理的な予想の算定ができないことから開示を見合わせると発表。

関連サイト

株式会社オルトプラス公式サイト
平成30年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成30年9月期第1四半期決算説明資料

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