中国のネット通販市場の大半を占めるECサイトを運営。携帯からのMAUは6億人弱に到達。
中国のアリババグループは、2017年3月期第3四半期決算を、2018年2月1日に発表した。当期のアリババグループの収入は、127億6100万ドル(日本円:1兆3645億円)、営業収益は39億9600万ドル(同:4273億円)となり、営業利益率は31%だった。
収入の内訳は、メイン事業の収入は112億5700万ドル(日本円:1兆2035億9800万円)(前年同期比57%増)クラウドコンピューターの収入は、5億5300万ドル(日本円:591億400万円)(同104%増)、デジタルメディアとエンタテインメントの収入は、8億3200万ドル(日本円:889億2400万円)(同33%増)、イノベーション戦略とその他の収入は、1億1900万ドル(日本円:127億1800万円)(同9%減)となった。
アリババグループは、中国国内でネット通販市場シェアの大半を占める「天猫(Tmall)」をはじめ、「Tmall Global」「淘宝網 (Taobao.com)」といった通販サイトや音楽サービス、クラウドサービスなど幅広い事業を手掛けている中国最大級の企業グループ。
中国以外にも、アメリカ、イギリス、日本など、多数の国に進出していて、世界的に有名な企業のひとつといえる。
国際オリンピック委員会(IOC)と2028年までのオリンピック長期パートナーシップを締結。2022年に中国の杭州で行われるアジア競技大会では、同グループのスポーツ部門「Alisports」とアジアオリンピック評議会の提携によってeスポーツを公式種目にすると発表。eスポーツ振興に積極的な企業のひとつといえる。
(日本円は、2018年2月27日現在のレートで計算をしています。)
関連サイト
アリババグループ公式サイト(海外サイト:英語)
Alibaba Group Announces December Quarter 2017 Results