金融・流通各分野など注力業界の顧客獲得や受注が拡大。流通業界の業績好調を受けて連結業績予想数値の上方修正も発表。
株式会社SHIFT（以下、SHIFT）は、2018年8月期第2四半期決算を2018年4月13日（金）に発表。当期売上高は58億円（前年同期比70.8％増）、営業利益5億4100万円（同626.8％増）、経常利益5億6200万円（同472.9％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益3億4000万円となった。
経営成績に関する説明
前連結会計年度から積極的に取り組んでいた人材に対する投資が結果として現れ、注力業界の顧客獲得・受注拡大が進行。
以上の結果、売上高58億94万円（前年同期比70.8％増）、営業利益5億4110万円（同626.8％増）、経常利益5億6200万円（同472.9％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億4023万円（同1154.9％増）となった。
セグメント毎の業務は、以下。
エンタープライズ市場
金融業、流通業、製造業、通信業、ウェブサービス業など社会基盤を支える企業における業務システムや情報システムにおいて、ソフトウェアの品質保証に関するサービス全般を提供。
当第2四半期連結累計期間は、前連結会計年度から、特にIT投資規模が大きい金融・流通各分野を注力業界として定め取り組んだ結果、長期的な関係構築を視野に入れたプロジェクトへの参画が進行。それにより、新規顧客からの売上高が徐々に増加した。
上記の結果、売上高は51億1215万円（前年同期比82.3％増）、営業利益は11億5171万円（同115.0％増）となった。
エンターテインメント市場
モバイルゲーム、ソーシャルゲーム、コンシューマゲーム等を消費者に向けて提供する方に向け、品質管理工程やデバック業務のアウトソーシング、カスタマーサポート業務のアウトソーシングにより、ビジネスの付加価値を向上させるサービスを提供。
競合との差別化を図ることによる業界内認知度の向上や、既存顧客からの売上高の増加によって、収益基盤が拡大。
上記の結果、売上高は6億8879万円（前年同期比16.2％増）、営業利益は1億8494万円（同15.9％増）となった。
また、2018年8月期第2四半期累計期間および通期業績予想の上方修正を発表。流通業界での好調な受注環境を受け、着実に収益基盤を拡大。予想を上回る売上高になるとのこと。また、今後の事業展開も好調に推移すると予想し、当初の見込みを上回る見通しになったと発表した。
関連サイト
株式会社SHIFT公式サイト
2018年8月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2018年8月期第2四半期累計連結業績予想と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ