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ケイブ、既存ユーザー復帰など施策効果があったが営業損失4200万円。平成30年5月期第3四半期決算。

ケイブ

『ロード・オブ・ダンジョン』の日本市場向け改良が終了、積極的なプロモーションを展開。『ゴシックは魔法乙女』は既存ユーザーが復帰。

株式会社ケイブは、平成30年5月期第3四半期決算を2018年4月13日(金)に発表。売上高17億4200万円(前年同期比15.6%減)、営業損失4200万円、経常損失5600万円、親会社株主に帰属する四半期純損失3800万円となった。

経営成績に関する説明

平成29年11月28日にリリースした海外ゲームの輸入パブリッシングタイトル『ロード・オブ・ダンジョン』が、これまでの日本のゲームに無かったダンジョンを「経営する」という新しいゲーム性で、リリース直後に想定を上回る売上を伸長。

一方で、海外で開発されたゲームであり、日本市場向けの改良点を認識したことから、積極的なプロモーションを控えてきた。現在は改良が完了し、今後は積極的なプロモーションを展開。定期的なイベントの実施など、ユーザーを飽きさせない運営で拡大を目指すと発表。

主力ゲーム『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい~』においては、「美少女シューティング」への原点回帰を掲げ、コンテンツの集約に取り組んでいる最中であり、既存ユーザーの復帰によるDAUの回復など、一定の成果を確認した。また、社会的なeスポーツへの関心の高まりと、シューティングゲームとの相性の良さから、「原点回帰」と「eスポーツ」をキーワードに運営を行なっている。

また、新作ゲーム『三極ジャスティス』のクローズドβテストを平成30年2月に実施。その結果、ユーザーからの意見は好評だったが、不具合の修正やプレイ感の向上など、満足度を上げた形でのリリースを目指すこととなり、平成30年5月期中のリリース予定を、平成30年6月に変更した。

以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は売上高17億4200万円(前年同期比15.6%減)、営業損失4200万円(前年同期は5000万円の営業損失)、経常損失5600万円(前年同期は5800万円の経常損失)、四半期純損失は3800万円(前年同期は2億600万円の四半期純損失)となった。

連結業績予想に関しては、信頼性の高い通期および半期の業績予想数値を算出することが困難なことから、合理的な見通しの算定が可能になった時点で開示するとのこと。

関連サイト

株式会社ケイブ公式サイト
平成30年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
平成30年5月期 第3四半期決算補足資料

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