四半期純利益の減少は、子会社売却等に伴う特別利益及び税効果の影響。モバイルゲームの開発と新規リリースが順調に進行。
グリー株式会社(以下、グリー)は、平成30年6月期第3四半期決算を4月27日に発表した。当期連結経営成績に関して、売上高589億4600万円(前年同期比27.8%増)、営業利益78億1400万円(同39.8%増)、経常利益83億9300万円(同16.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益57億7900万円(同59.5%減)となった。
経営成績に関する説明
当期に関して、主力のゲーム・エンタメ事業は、スマートフォン向けゲームアプリ(以下、モバイルゲーム)の運営強化や海外展開に注力。新規タイトルの開発とリリースも順調に進行した。それにより、コイン消費では、ウェブゲームが減少したが、モバイルゲームの増加が上回り、前年同期比で増加した。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高589億4600万円(前年同期比27.8%増)、営業利益78億1400万円(同39.8%増)、経常利益83億9300万円(同16.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益57億7900万円(同59.5%減)となった。
また、四半期純利益が前年同期比で減少したことについては、前第1四半期連結会計期間において子会社売却等に伴う特別利益及び税効果の影響で、前第3四半期連結累計期間の四半期純利益が142億6700万円となったためと発表した。
連結業績見通しについては、平成30年3月期第3四半期連結累計期間の実績、最近の業績動向を踏まえて、平成30年6月期第4四半期(累計)の売上高775億円、営業利益100億円、経常利益105億円、親会社株主に帰属する当期純利益70億円を見込んでいる。
関連サイト
グリー株式会社公式サイト
平成30年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2018年6月期第3四半期 決算説明会資料