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SHIFT、新規顧客の獲得で前年同期比5倍増の営業益9億円。2018年8月期第3四半期決算。

長期的なプロジェクトへの参画や、金融・流通業界の新規顧客で売上高増。エンタープライズ市場からの利益が大きく増加。

株式会社SHIFTは、2018年8月期第3四半期決算を7月12日に発表した。当期売上高は92億5300万円(前年同期比63.4%増)、営業利益は9億400万円(同613.1%増)、経常利益は9億3200万円(同454.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億6700万円(同919.3%)だった。

経営成績に関する説明

品質保証業に向けたサービスの強化と新しい価値の創造、人材の強化・育成を重点課題として取り組み、当第3四半期連結累計期間においては、前連結会計年度から積極的に取り組んでいた人材に対する投資が結果として現れた。また、注力業界の顧客獲得・受注拡大が進行したとのこと。

以上の結果、売上高は92億5340万円(前年同期比63.4%増)、営業利益は9億417万円(同613.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億6711万円(同919.3%増)となった。

セグメント毎の業績は、以下。

エンタープライズ市場
金融業、流通業、製造業、通信業、ウェブサービス業など社会基盤を支える企業における業務システムや情報システムにおいて、ソフトウェアの品質保証に関するサービス全般を提供。

当第3四半期連結累計期間は、前連結会計年度より特にIT投資規模が大きい金融・流通各分野を注力業界として定め取り組んだ。その結果、長期的な関係構築を視野に入れたプロジェクトへの参画が進み、新規顧客からの売上高が徐々に増加した。

上記の結果、売上高は81億6446万円(前年同期比71.8%増)、営業利益は19億474万円(同112.1%増)となった。

エンターテインメント市場
モバイルゲーム、ソーシャルゲーム、コンシューマゲーム等を消費者に向けて提供する方に向け、品質管理工程やデバック業務のアウトソーシング、カスタマーサポート業務のアウトソーシングにより、ビジネスの付加価値を向上させるサービスを提供。

当第3四半期連結累計期間では、競合との差別化を図ることによる業界内認知度の向上や、既存顧客からの売上高の増加により、収益基盤を拡大した。

上記の結果、売上高は10億8893万円(前年同期比19.5%増)、営業利益は2億8625万円(同20.9%増)となった。

関連サイト

株式会社SHIFT公式サイト
2018年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2018年8月期第3四半期決算説明会資料

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