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テレビ東京HD、海外案件の売上利益のずれ込みで営業利益32%減の14億円。平成31年3月期第1四半期決算。

テレビ東京ホールディングス

海外での「NARUTO」のアニメやゲーム配信で好調を維持。バーチャルYouTuberの七瀬大空など、キャラクターやコンテンツを積極的に開発。

株式会社テレビ東京ホールディングスは、8月2日に平成31年3月期第1四半期決算を発表。当期連結売上高は359億6500万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は14億1900万円(同32.5%減)、経常利益は14億1200万円(同39.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億4000万円(同48.0%減)だった。

経営成績に関する説明

地上波放送事業のアニメ事業で、海外案件で期ずれが発生したが、海外での「NARUTO」の配信、ゲームが引き続き好調を維持。新しく「BORUTO」「ブラッククローバー」の配信が順調に売り上げを伸ばした。

CS放送関連では、アニメ専門チャンネル「AT-X」の加入者数減少傾向に歯止めがかかりはじめたことで、放送売上は想定を上回った。しかしながら、前年好調だった広告関連売上がやや伸び悩んだことで、株式会社エー・ティー・エックスの売上高は前年同期比7.7%減少の13億3600万円となった。

IP事業では、海外ライセンス、ECが堅調に推移。その他、バーチャルYouTuber「七瀬大空」など、キャラクターやコンテンツ開発を積極的に行なったと発表。

以上の結果、テレビ東京グループの連結売上高は359億6500万円(前年同期比0.9%増)。利益については、アニメ事業の海外案件で売上、利益の一部が翌四半期へ移行したことで、営業利益は14億1900万円(前年同期比32.5%減)、経常利益は14億1200万円(同39.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億4000万円(同48.0%減)となった。

関連サイト

株式会社テレビ東京ホールディングス公式サイト
平成31年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年3月期(2018年度)第1四半期決算 補足資料

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