『キャプテン翼』が売上に寄与し歴代第2位の四半期売上高を記録。一方、既存タイトルの失速や新作タイトルの費用増で業績予想を下方修正。
KLab株式会社は、8月8日に2018年12月期第2四半期決算を発表した。当期連結売上高は159億8648万円(前年同期比46.3%増)、営業利益は25億9306万円(同31.7%増)、経常利益は25億9356万円(同18.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億1388万円(同17.8%増)だった。
経営成績に関する説明
前年同期と比べ、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』と『BLEACH Brave Souls』の売上が減少したが、『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の日本語版とグローバル版の快調な売上増加で他タイトルの売上減少を補った。それにより、売上高は159億8648万円、前年同期比46.3%の増加で歴代第2位の四半期売上高だった。
費用面は売上増加に伴う使用料及び支払手数料が増えたことで、売上原価は106億2465万円となり、前年同期比で51.3%増加した。
販売費と一般管理費については広告宣伝費が増えたことで、前年同期比43.2%増の27億6875万円だった。
上記の結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高159億8648万円(前年同期比46.3%増)、営業利益25億9306万円(同31.7%増)、経常利益25億9356万円(同18.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益17億1388万円(同17.8%増)だった。
2018年12月期の業績見通しについては、新作タイトルの広告宣伝費や運営費の増加などを踏まえ、8月7日に下方修正を発表。
修正後の業績予想は以下の通り。
関連サイト
KLab株式会社公式サイト
2018年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2018年12月期 第2四半期決算説明資料
2018年12月期 通期業績予想の修正に関するお知らせ