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マイネット、不正アクセス発生などにより営業損失4億円。平成30年12月期第2四半期決算。

不正アクセスにより長期メンテナンスを行なっていたゲームは7月26日にすべて再開。運営再開タイトルの売上回復で業績予想を上方修正。

株式会社マイネット(以下、マイネット)は、平成30年12月期第2四半期決算を8月14日に発表した。当期連結売上高は55億3300万円(前年同期比4.9%減)、営業損失は4億2900万円、経常損失は4億5800万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は35億2800万円だった。

経営成績に関する説明

マイネットグループは、ゲームメーカーが制作したスマートフォン向けゲームを、買取や協業などにより仕入れ、独自のノウハウでバリューアップした後に長期サービス運営を行うゲームサービス事業を行なっている。

当第2四半期連結累計期間では、株式会社グラニのスマートフォンゲーム『神獄のヴァルハラゲート』に関する事業を会社分割して設立された株式会社GMGを子会社化。また、GMGから『黒騎士と白の魔王』の配信権の獲得などにより、4タイトルを仕入れ(同会計期間では4タイトル)、2タイトルのエンディング(同会計期間では1タイトル)と契約終了に伴う2タイトルの運営終了(同会計期間では2タイトル)を行なった。それにより、現在は36タイトルを運営中。

また、2018年3月1日発生した、運営中のゲームサービスの一部サーバーに対する不正アクセスについては、13タイトルが長時間メンテナンスなどの影響が及んだことで、第1四半期連結会計期間で業績に大きな影響があったが、順次タイトルを再開し2018年7月26日をもってサービス停止した13タイトルすべてのゲームが再開した。

マーケティング関連の事業を行なっている株式会社ネクストマーケティングでは、当第2四半期連結会計期間にスマートフォンゲーム業界のマーケッターや広告代理店、広告メディア関係者によるセッション、交流を目的とした国内最大級のイベント「Next Marketing Summit 2018」を開催した。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は55億3331万円(前年同期比4.93%減)、営業損失は4億2951万円(前年同期は営業利益2億1142万円)、経常損失は4億5813万円(前年同期は経常利益1億8919万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は35億2860万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億7763万円)だった。

業績予想については、運営を再開したタイトルの売上が想定した水準よりも回復したことで、売上高が堅調に回復、利益に貢献したことで、上方修正を発表。

修正後の業績予想は以下の通り。

2018年12月期通期連結業績予想の修正(2018年1月1日~2018年12月31日)

関連サイト

株式会社マイネット公式サイト
平成30年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
第2四半期連結業績予想値と実績値との差異及び通期連結業績予想の上方修正に関するお知らせ
(訂正)第2四半期連結業績予想値と実績値との差異及び通期連結業績予想の上方修正に関するお知らせ
平成30年12月期第2四半期決算説明会資料

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