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エディア、新規タイトルの広告宣伝費や先行投資で営業損失約2億円 平成31年2月期第2四半期決算

エディア

『SB69』や『温泉むすめ ゆのはなこれくしょん』などのスマートフォン向けゲームが収益に貢献するも、開発投資といった先行費用が増加。

株式会社エディア(以下、エディア)は、平成31年2月期第2四半期決算を10月12日に発表した。当期の連結業績について、売上高は8億4900万円、営業損失は1億9900万円、経常損失は2億2000万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億2100万円だった。

経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間については、既存サービスが拡大したことで、売上、利益共に改善傾向。中でも、AppStore、Google Play向け本格ナビゲーションアプリ 『MAPLUS+声優ナビ』において、「フレームアームズ・ガール」や「けものフレンズ」とコラボレーションしたキャラチェンジセット追加によるサービスラインアップ強化に努めた。

音楽ゲームアプリ『SHOW BY ROCK!!』についても、累計ダウンロード数350万3969件を突破し、5周年を記念したイベント、特別企画を実施するなど、再成長に向けた施策が功を奏し、収益に貢献した。

新規サービスでは、平成30年8月に香港と台湾で人気の美少女×ロボシミュレーションRPG『魔法軍團WarLocksZ』、地域活性クロスメディアプロジェクトの新作位置情報ゲーム『温泉むすめ ゆのはなこれくしょん』を配信し、平成30年6月に他社から運営移管した海賊ファンタジーRPG『アイオライトリンク』とあわせて大きく収益に貢献した。

一方で、前事業年度に引き続き、エディアのタイトルポートフォリオの変革を図り、収益基盤を拡大するため、新規タイトルの開発に集中。現在開発中の講談社との共同プロジェクト『マップラス+カノジョ』は、平成30年6月に事前登録を開始し、平成30年9月には事前登録者数20万人を突破。同じく開発中の本格3DサイバーパンクRPG『BALDR ACE』も事前登録者数が15万人を超え、各タイトルとも順調に認知度が向上している。

平成30年2月に子会社化した株式会社ティームエンタテインメントが手掛けるコンテンツコラボレーションカフェ、グッズサービスは、2018年3月に新店舗『mixx garden(ミックスガーデン)』を池袋にオープンし、スマートフォン向けパズル恋愛ゲーム「スタンドマイヒーローズ」などとのコラボカフェを展開するなど、グッズ販売と合わせて収益に貢献した。

音楽レーベルサービスについても、原作オリジナル企画によるCDの商品化に注力。ドラマCDシリーズ「おとどけカレシ」「恋色始標」シリーズなどが人気を博すなど、将来的にクロスメディア展開の中核となる作品を生み出すために注力している。

上記の結果、既存サービスの拡大や新規サービスの展開、子会社業績の堅調な推移により、エディアグループの収益は回復傾向にあるが、新規タイトルの広告費増加、収益基盤の強化に向けた積極的な開発、先行投資を行なったことで、費用が増加した。

それにより、当第2四半期連結累計期間は、売上高8億4917万円、営業損失1億9999万円、経常損失2億2031万円、四半期純損失2億2169万円となった。

業績予想については、4月12日に発表した内容から変更はないと発表した。

関連サイト

株式会社エディア公式サイト
平成31年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年2月期第2四半期決算説明資料

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