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壽屋、新製品減少が減収につながり赤字、営業損失1億円 2019年6月期第1四半期決算

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「ワンフェス」や「サンディエゴ・コミコン」など国内外のイベントに出展。今期は「テイルズ」関連商品が好調に推移。

株式会社壽屋(以下、壽屋)は、2019年6月期第1四半期決算を11月13日に発表。当期の連結経営成績については、売上高は17億1800万円(前年同期比28.3%減)、営業損失は1億1200万円、経常損失は1億2100万円、四半期損失は8700万円だった。

経営成績に関する説明

壽屋は、世界各国の顧客ニーズに合わせた魅力ある新製品開発を行なうと共に、自社IP(Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産)による製品開発に注力してきた。

卸売販売に関しては、国内市場では自社IP製品の「メガミデバイス」シリーズから「朱羅 忍者 SkyBlue Ver.」と「朱羅 弓兵 SkyBlue Ver.」を発売し、着実に実績を積み上げてきた。2018年7月には、幕張メッセで行なわれた「ワンダーフェスティバル2018年夏」に自社ヒットプラモデルシリーズの原作アニメ「フレームアームズ・ガール(以下、FAガール)」の劇場版制作決定を発表し、大きな反響があった。他社IP製品では、日本国外でも人気の「ポケットモンスター」シリーズより「ARTFX J レッドwithピカチュウ」「ARTFX J グリーンwithイーブイ」「ARTFX J ミヅキwithモクロー」を発売し、好評だった。

海外市場では、2018年7月に北米最大級のアニメ・コンベンションで10万人以上を動員するイベント「アニメエキスポ2018」に出展。世界最大級のポップカルチャーに関するコンベンションとして開催される「Comic-Con International」の中で最も多い動員を誇り、歴史と格式の高い祭典の一つである「サンディエゴ・コミックコンベンション」にも出展し、会場限定品をはじめとした物販コーナー、最新フィギュア・キャラクターグッズの展示、撮影スポットなどを設置し、盛況だった。自社IP製品に関しても「メガミデバイス」シリーズをはじめアジアを中心に好評であり、地域ごとのローカライズ活動に注力してきた。

直営店舗やECサイトによる小売販売に関しては、「ガールズ&パンツァー」シリーズの直営店限定商品が好調に推移し、直営店舗では2018年8月に開催したイベントの「テイルズオブ夏祭り2018」が盛況な結果となり、シリーズ関連商品が好調に推移した。

しかしながら、前年同期におけるアニメ「FAガール」関連商品の売上には及ばなかった。

以上の結果、当第1四半期累計期間の業績は、売上高は17億1816万円(前年同期比28.3%減)、営業損失は1億1207万円(前年同期は2億207万円の営業利益)、経常損失は1億2130万円(前年同期は1億7253万円の経常利益)、四半期純損失8734万円(前年同期は1億1911万円の四半期純利益)となった。

関連サイト

株式会社壽屋公式サイト

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