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ドリコム、経常利益と親会社株主に帰属する四半期純利益を下方修正

ドリコム

運用中のゲームアプリの将来収益を再評価した結果、2億6000万円を特別損失として計上。一方、営業利益は既存ゲームの収益向上で赤字減少。

株式会社ドリコム(以下、ドリコム)は、特別損失2億6000万円の計上と、平成31年3月期第3四半期連結業績予想における経常利益と親会社株主に帰属する四半期純利益を下方修正することを発表した。

ドリコムは、運用中のゲームアプリの将来収益の再評価を実施し、複数のゲームに関連する資産を減損処理し、合計約2億6000万円を平成31年3月期第3四半期において特別損失として計上。

また、持分法適用関連会社である株式会社BXD(以下、BXD)が開発、運営を手掛けるenza事業の拡大に、BXDと共にドリコムは注力している。しかし、本連結期間において、連結会計上の資産を再評価し、持分法による投資損失約3億2400万円(第3四半期累計期間では、約5億5000万円)を営業外費用として計上する。

enza事業は、平成30年4月のリリース以降、着実に事業を拡大しており、今後は新規タイトルのリリースやリアルとの連動など、独自性のあるプロモーションを展開する予定だ。

以上の結果、第3四半期会計期間において、経常利益と親会社株主に帰属する四半期純利益が、前回の予想より下回る見込みとなった。

売上高については、概ね前回予想通りに推移しており、営業利益に関しては、既存ゲーム事業の収益向上が続いていることで、前回予想比で赤字幅が縮小する見込みだ。

関連サイト

株式会社ドリコム公式サイト
特別損失および持分法による投資損失の計上ならびに業績予想の修正に関するお知らせ

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