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セプテーニHD、国内市場の取引拡大で収益が拡大 営業利益4億円  2019年9月期第1四半期決算

セプテーニ

『GANMA!』のプロモーションに注力し、国内ダウンロードは1150万を達成。ネットマーケティング事業は国内市場の顧客数が増加し収益に貢献。

株式会社セプテーニホールディングス(以下、セプテーニHD)は、2019年9月期第1四半期決算を1月31日(木)に発表した。当期連結経営成績は、収益40億7500万円(前年同期比1.2%増)、営業利益4億800万円(同41.3%減)、Non-GAAP営業利益4億5900万円(同34.7%減)、税引前利益4億400万円(同52.6%減)、四半期利益2億3800万円(同57.1%減)、親会社の所有者に帰属する四半期純利益2億3500万円(同57.7%減)となった。

経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間(以下、当四半期)に関して、主力のネットマーケティング事業では、国内市場において顧客数の増加や大型顧客との取引拡大により収益が順調に拡大した。海外市場については、北米地域において好調に推移した一方、アジア圏は低調な推移だった。

メディアコンテンツ事業については、マンガアプリ『GANMA!』を中心に各事業の成長により大幅な増収となり、赤字幅が縮小した。

上記の結果、収益は40億7500万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は4億800万円(同41.3%減)、Non-GAAP営業利益は4億5900万円(同34.7%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は2億3500万円(同57.7%減)となった。

セグメント毎の業績は以下。

ネットマーケティング事業
インターネットを活用した包括的なマーケティング支援サービスを企業向けに展開。

当四半期では、国内市場における顧客数と、大型顧客の出稿が順調に増加した。

海外市場では北米地域では好調だったが、アジア圏では低調な推移となった。

上記の結果、収益は37億3400万円(前年同期比1.9%減)、Non-GAAP営業利益は12億4200万円(同15.5%減)となった。

メディアコンテンツ事業
マンガアプリ『GANMA!』を展開するマンガコンテンツ事業や採用プラットフォーム事業、社会貢献プラットフォーム事業、医療プラットフォーム事業、育児プラットフォーム事業などが属している。

当四半期においては、マンガコンテンツ事業における『GANMA!』の規模拡大を目的としたプロモーションを継続的に実行、それにより、同アプリの累計ダウンロード数が2018年12月末時点で約1150万件となった。また、販促費用の増加を増収でカバーし、赤字幅が縮小した。

上記の結果、収益は4億1600万円(前年同期比38.1%増)、Non-GAAP営業損失は2億9100万円(前年同四半期は3億300万円のNon-GAAP営業損失)となった。

連結業績予想については、10月30日に発表した内容から変更はない。

関連サイト

株式会社セプテーニホールディングス公式サイト
2019年9月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年9月期第1四半期決算説明会資料

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