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ビーグリー、プロモーション施策が集客に結びつかず営業利益半減 2018年12月期決算

ビーグリー

「まんが王国」がサービス改善の遅れなどで伸び悩み、TVCMなどの広告費の増加が営業利益を圧迫。

株式会社ビーグリー(以下、ビーグリー)は、2018年12月期決算を2月14日(木)に発表した。当期の連結経営成績については、売上高は91億9000万円(前期比2.4%増)、営業利益は5億1700万円(同54.1%減)、経常利益は4億9500万円(同54.4%減)、当期純利益は61.6%減)だった。

経営成績に関する説明

ビーグリーは、オリジナルコンテンツの創出や先行配信タイトルなどによる他社サービスとの徹底的な差別化を進めている。また、AI活用による作品レコメンド機能の改善や決済手段の拡充、新刊自動購入機能の導入など、よりユーザーに使いやすいサービスへの改善を継続的に進めてきた。

また、2018年11月には小説投稿サービス「ノベルバ」を運営する株式会社ノベルバを買収し、同年12月には無料マンガアプリ「コミックevery」をリリースするなど、電子書籍ビジネスの領域を拡大。

コミック配信サービス「まんが王国」については、累計38作品となるオリジナルコンテンツの配信や販促キャンペーンの実施、決済手段の拡充などのサービス改善を実施。オリジナルコンテンツの創出では、出版社や作家とのコンテンツ創出や、「ノベルバ」と共同でコミカライズコンテストを実施するなどの、新しい手法でのコンテンツ創出に取り組んでいる。この結果、2019年1月に会員登録数200万人を突破した。

ゲームビジネスに関しては、株式会社ジー・モードの人気ゲーム「スカイガレオン」シリーズ最新作『蒼天のスカイガレオン』の配信決定を発表し、リリースに向けて開発中だ。株式会社オルトプラスと両者の強みを活かしたスマートフォン向けアプリゲーム制作プロジェクトも推進している。

その他ビジネスにおいては、「FUNDIY STORE」の取扱い商品の拡充を継続的に進めたほか、IPの掘りおこしやイベントの開催など、さまざまなコンテンツのプロデュースを行なった。女性向けメディアミックスプロジェクト「遊星高校 天文部」では、オリジナルコミックの配信をスタートし、第8巻まで配信を行なっている。(2019年1月時点)。

ビーグリーは2018年4月に、他の電子書店4社と連携して発起人となり、健全な市場の発展を目的とした「日本電子書店連合」を設立。インターネットを通じて読者へコンテンツを届けている電子書店として読者に対する正規版購入への理解促進と啓発活動を行なう。また、ビークリーは、著作権者からコンテンツの使用許諾を得た正規版サービスであることを示す「ABJマーク」の使用許可を得ている。

以上の結果、当事業年度の売上高は91億9038万円(前年同期比2.4%増)、営業利益は5億1722万円(同54.1%減)、経常利益は4億9587万円(同54.4%減)、当期純利益は2億6089万円(同61.6%減)だった。

関連サイト

株式会社ビーグリー公式サイト
2018年12月期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2018年12月期 決算説明会資料

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