エイベックス・エンタテインメントとARに関する共同プロジェクトに参画。4月には新作ゲーム『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』を世界同時発売。
株式会社ユークス(以下、ユークス)は、平成31年1月期決算を3月8日(金)に発表。当期の連結経営成績については、売上高は38億7800万円(前期比15.7%増)、営業利益2億7200万円(同376.8%増)、経常利益は3億5100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億1900万円となった。
経営成績に関する説明
受託ソフトに関しては、主力シリーズの最新作『WWE2K19(Xbox One、プレイステーション4用)』を10月に海外で発売した。
今後は、3Dアクションシューティングゲーム『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN(PS4用)をディースリー・パブリッシャーから4月に世界同時発売する予定だ。
パチンコ・パチスロ分野については、3タイトルの画像開発プロジェクトが終了した。
自社コンテンツの「ARperformers」では、AR(Augmented Reality=拡張現実)の最新技術を駆使した本格ライブ「KICK A’LIVE」「KICKA’LIVE2」、ディレクターズカット版の上映会「REWIND3」「REWIND4」の4つのイベントを開催した。
今後は、4月にDMM VRシアターで「REWIND5」を開催する予定。CD販売では、ミニアルバム「KICKA’LIVE」を2018年12月にエイベックストラックスから発売した。また、秋元康氏が総合プロデュースするデジタル声優アイドルグループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」の「22/7計算中」「バーチャルYouTuber藤間桜(22/7公式)チャンネル」において、ユークスが開発したARライブシステム「ALiSZero(アリスゼロ)」の技術が採用、制作に携わった。
以上の結果、当連結会計期間の業績に関しては、売上高は38億7816万円(前年同期比15.7%増)、営業利益は2億7230万円(同376.8%増)、経常利益は3億5199万円(前年同期は経常損失2906万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は2億1983万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失2585万円)となった。
次期の見通しについては、パチンコ・パチスロ分野とモバイルコンテンツ分野におきまして、複数のプロジェクトの開発が順調に進んでいることに加え、グループが保有する知的財産を有効活用することで、収益基盤の確保に努めていく。
これにより、平成32年1月期の連結業績予想については、売上高41億7400万円、営業利益は2600万円、経常利益は2億7000万円、親会社株主に帰属する当期純利益は1億8200万円を見込んでいると発表した。