文具売場の拡大などのリニューアルや経営体制の見直しを実施。利益に関しては閉店予定店舗に関する減損損失5303万円などを計上。
株式会社文教堂グループホールディングス(以下、文教堂HD)は、2019年8月期第2四半期決算を4月12日(金)に発表した。当期連結経営成績に関しては、売上高は127億300万円(前年同期比10.2%減)、営業損失は2億3200万円、経常損失は2億8800万円、親会社に帰属する四半期純損失は3億6500万円だった。
経営成績に関する説明
文教堂HDは、2018年8月期において債務超過となったことから、抜本的な経営改革を断行するため、経営体制の見直しを実施。それにより、本社管理費の削減や、店舗収益の改善、在庫の圧縮など、債務超過解消に向けた計画策定に着手してきた。
当第2四半期連結累計期間に関しては、事業構造改革により、売上が好調な文具売場の拡大などといった店舗のリニューアルを実施。
また、6店舗の不採算店舗を閉店。組織体系の変更により店舗運営体制を見直し、売上の拡大と収益力の向上に努めてきた。
利益面に関しては、固定資産除却損2248万円と、閉店予定店舗についての減損損失5303万円を計上した。
以上の結果、売上高は127億300万円(前年同期比10.2%減)、営業損失は2億3200万円(前年同期は営業損失7900万円)、経常損失は2億8800万円(前年同期は経常損失8500万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億6500万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億4000万円)となった。