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インフォコム、ネットビジネス・セグメントの売上と収益が過去最高を更新 営業利益68億円 2019年3月期決算

「めちゃコミック」などの電子コミック配信サービス好調で増収増益。広告効果の増大により、売上高と営業利益が過去最高を更新。

インフォコム株式会社(以下、インフォコム)は、2019年3月期決算を4月25日(木)に発表した。当期の連結経営成績については、売上高517億2800万円(前年同期比13%増)、営業利益68億8900万円(同18.2%増)、経常利益68億7500万円(同14.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益47億8300万円(同3.1%増)となった。

経営成績に関する説明

インフォコムグループは、2017年4月~2020年3月の期間における中期経営計画の基本方針である「成長の追求」と「成長を支える経営基盤の継続的強化」のもと、電子コミックとヘルスケアを重点事業に、M&Aの推進、AIやIoTを活用したビジネスを展開してきた。

以上の結果、当連結会計年度におけるグループの経営成績は、売上高517億2800万円(前年同期比13%増)、営業利益68億8900万円(同18.2%増)、経常利益68億7500万円(同14.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益47億8300万円(同3.1%増)となった。

セグメント毎の業績は以下。

ITサービス・セグメント
売上高については、製薬企業向け事業が減収したが、病院向け事業が順調に推移した。利益に関しては、不採算案件による減益を病院向け事業が吸収したことで、微増した。

上記の結果、売上高は242億3500万円(前年同期比1%減)、営業利益は24億8700万円(同1.1%増)となった。

ネットビジネス・セグメント
電子コミック配信サービスでは、出版社との連携を強化しタイアップ書籍として株式会社集英社の「グランドジャンプめちゃ」を隔月刊化。株式会社双葉社との「めちゃコミックfufu」や株式会社ハーパーコリンズ・ジャパンとの「増刊ハーレクイン」を販売するなど、サービス展開中の「めちゃコミック」における独占先行配信のコンテンツを拡充した。

「めちゃコミック」の人気作品をリアル書店の売り場で紹介する「めちゃ本屋」を展開するなどの認知度向上にも努めた。

さらに、第3四半期初となるテレビコマーシャルの実施や、クリスマスの時期限定で「めちゃコミック」の公式キャラクター(めちゃ犬)を常駐させた展示を実施。

データ分析の高度化により広告効果が増大したことで、売上高と営業利益がともに過去最高を更新した。

上記の結果、売上高は274億9200万円(前年同期比29.2%増)、営業利益43億9100万円(同30.7%増)となった。

関連サイト

インフォコム株式会社公式サイト
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年3月期決算説明会資料

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