広告宣伝費や株式公開費用などが発生も、売上増で営業利益率が改善。『マンガBANG!』の拡大で海外展開や新規事業の立ち上げを目指す。
株式会社Amazia(以下、Amazia)は、2019年9月期第2四半期決算を5月8日(水)に発表した。当期の累計経営成績は、売上高13億1400万円、営業利益1億8000万円、経常利益1億6300万円、四半期純利益1億2600万円だった。
経営成績に関する説明
Amaziaは出版社などと協業で、新作マンガを共同制作し、雑誌と『マンガBANG!』で同時配信するという取り組みを行ない、新規ユーザーの獲得に注力。
それとともに、『マンガBANG!』主力コーナーであるフリーミアムモデル(基本的なサービスはすべて無料で提供し、一部の機能を有料で提供するビジネスモデル)のコーナーで、2018年10月から株式会社秋田書店、2019年1月から株式会社スクウェア・エニックスと新規取引を開始するなど、配信作品の増加で、他社サービスと差別化を進めている。
利益については、積極的な広告宣伝の実施や新規上場に伴う株式公開費用、株式交付費が発生したが、売上が増加したことで、営業利益率が改善した。
また、積極的な広告宣伝費と固定費の増加を吸収したことにより、過去最高の営業利益を更新した。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は13億1459万円、営業利益は1億8076万円、経常利益は1億6362万円、四半期純利益は1億2693万円となった。
関連サイト
株式会社Amazia公式サイト
2019年9月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年9⽉期第2四半期決算説明資料