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ミクシィ、『モンスト』ライトユーザー層の消費低迷で収益減 営業利益410億円 2019年3月期決算

ミクシィ

『モンスト』派生ゲームでリリース延期と開発中止が発生。ライフスタイル事業では「チケットキャンプ」のサービスを2018年5月に終了。

株式会社ミクシィ(以下、ミクシィ)は、2019年3月期決算を5月10日(金)に発表した。当期の連結経営成績については、売上高は1440億3200万円(前期比23.8%減)、営業利益は410億3300万円(同43.3%減)、経常利益は411億2000万円(同43.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は265億2100万円(同36.5%減)だった。

経営成績に関する説明

エンターテインメント事業
スマートフォンネイティブゲーム『モンスターストライク』を主力とする事業を展開。

国内外で、TVCMや屋外広告などのプロモーション、eスポーツ促進を含むリアルイベントの実施、グッズの製作、映画、人気アニメとのタイアップ、オリジナルアニメの配信や劇場版公開などに加え、グッズ販売などを行なう常設店舗を渋谷店に加えて、心斎橋店と羽田店をオープンした。また、ゲーム利用者数が、2019年5月に全世界で5000万人を突破した。

今後もユーザーの期待に応えるため、サービスのライフタイムの長期化を目指し、アプリ内外でのユーザー還元をはじめ、映像やソフトウェアの充実、マーチャンダイジングなど、ゲーム外領域の確立、新規タイトルの開発などで、事業の発展をはかっていく。

上記の結果、当事業の売上高は1386億700万円(前期比21.2%減)、セグメント利益は515億6100万円(同34.3%減)となった。

ライフスタイル事業
家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」においては、2019年1月に利用者が400万人を突破した。

サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」については、2018年6月に累計300万ダウンロードを突破した。

現在は、新規事業の立ち上げを加速するため、先行投資を実施している。

チケットフリマサービス「チケットキャンプ」に関しては、2018年5月をもってサービスを終了した。

また、2018年7月2日付で、自社で保有している株式会社Diverseの株式のすべてを、株式会社IBJに譲渡。2019年3月29日付けで、自社で保有している株式会社ノハナの株式のすべてを株式会社ノハナSPCに譲渡した。

上記の結果、当事業の売上高は54億2700万円(前期比比58.7%減)、セグメント損失は16億9000万円(前期はセグメント利益16億3800万円)となった。

以上の結果、当連結会計年度の売上高は1440億3200万円(前期比23.8%減)、営業利益は410億3300万円(同43.3%減)、経常利益は411億2000万円(同43.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は265億2100万円(同36.5%減)となった。

関連サイト

株式会社ミクシィ公式サイト
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年3月期第4四半期及び通期決算説明会資料

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