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C&R社、売上増加や既存事業強化で営業利益7億円 2020年2月期第1四半期決算

クリーク・アンド・リバー社

制作スタジオでは受託開発や運営のほか、業界未経験者のための育成機関を設立。医師の紹介事業も順調に拡大し売上に貢献。

株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下、C&R社)は、2020年2月期第1四半期決算を7月4日(木)に発表した。当期の連結経営成績は、売上高82億3300万円(前年同期比11.8%増)、営業利益7億8800万円(同1.9%増)、経常利益7億9000万円(同2.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億600万円(同11.4%増)だった。

経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間のゲーム分野については、制作スタジオでの受託案件や、韓国の現地法人CREEK & RIVER KOREA Co., Ltd.等、海外と連携した共同開発やIP(知的財産)を活用した自社開発を推進してきた。

制作スタジオでは、コンシューマーやアミューズメント、ソーシャルゲーム分野の受託開発や運営を進めてきた。また、制作スタジオを核に「クリエイティブ・アカデミー」や「TECH STADIUM」といった業界未経験者のための育成機関を立ち上げ、人手不足と言われるゲーム業界のニーズに着実に対応している。

2018年7月に、シリコンスタジオ株式会社から新設分割によりコンテンツ事業の一部を承継し、株式取得により連結子会社化した株式会社クレイテックワークスのゲームコンテンツ開発における高い技術力と、C&R社のクリエイティブ・ノウハウの融合を進めている。

さらに、世界的な広がりをみせているeスポーツなどのイベント事業への取り組みも強化している。

VR(Virtual Reality:仮想現実)の取り組みについては、連結子会社である株式会社VR JapanとIDEALENS社のVRゴーグルを活用した「VR遠隔医療教育通信システム」などのコンテンツ配信システムの開発、企業の教育研修、アミューズメント施設をはじめ、ホテルや観光施設、イベントなど、ビジネス領域においてハードからコンテンツまで一貫したソリューションの提供を進行中だ。

業績については、前年同四半期の実績を上回り、計画通りに推移している。

売上高は、各セグメントにおいて前年同四半期連結累計期間を上回り、順調に推移した。特に、クリエイティブ分野(日本)において制作スタジオを核として人材や制作ニーズに的確に対応した他、医療分野において医師の紹介事業が順調に拡大した。

利益面では、各セグメントにおける既存事業の強化と新規事業の立ち上げなどに伴う戦略的な人員増強、2018年10月に実施した東京エリアにおけるグループ拠点の移転と集約に伴う販売管理費の増加を吸収し、前年同四半期連結累計期間を上回って推移した。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高82億3300万円(前年同期比11.8%増)、営業利益7億8800万円(同1.9%増)、経常利益7億9000万円(同2.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億600万円(同11.4%増)となった。

関連サイト

株式会社クリーク・アンド・リバー社公式サイト
2020年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月期第1四半期決算説明会資料

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