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ソニー、音楽出版やストリーミング配信の売上が貢献 営業利益2309億円2020年3月期第1四半期決算

ソニー

前年同期に制作したゲームソフトの売上や自社制作以外のゲームソフトの減収でゲーム分野は減収減益。「MIB」や「スパイダーマン」の貢献で映画売上は増加。

ソニー株式会社(以下、ソニー)は、2020年3月期第1四半期決算を7月30日に発表した。当期連結経営成績は、売上高及び営業収入(以下、売上高)1兆9257億2400万円(前年同期比1.4%減)、営業利益2309億2500万円(同18.4%増)、税引前四半期純利益は2310億1800万円(同26%減)、株主に帰属する四半期純利益は1521億2200万円(同32.8%減)だった。

経営成績に関する説明

ゲーム&ネットワークサービス分野に関しては、前年同期に制作したゲームソフトウェアの売上貢献や自社制作以外のゲームソフトウェアの減収、為替の影響により前年同期比で売上と利益が減少した。

音楽分野に関しては、EMIの連結子会社化による音楽出版やストリーミング配信の売上増加による音楽制作の増収により大きく増収となった。一方で、ゲームアプリ『Fate/Grand Order』などの減収により、映像メディア・プラットフォームの売上は減少した。

映画分野については、映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」や「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の貢献により、劇場興行収入が増加、さらに、カタログ作品のテレビ向けライセンス収入の増加により売上が増加した。

利益については、メディアネットワークにおけるインドのスポーツ番組の費用と広告宣伝費の減少、Funimationのホームエンタテインメント売上の増加などにより、損失が改善した。

関連サイト

ソニー株式会社公式サイト
2020年3月期第1四半期決算短信〔米国基準〕(連結)
2019年度第1四半期連結業績概要

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