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gumi、不採算タイトルの早期撤退や広告宣伝費の減少でゲーム事業が黒字に 営業利益1億2900万円 2020年4月期第1四半期決算

gumi

前期今期リリースの新規タイトル売上が苦戦したことでゲーム事業の売上減少。XR事業やブロックチェーン事業では国内外の企業に投資中。

株式会社gumi(以下、gumi)は、2020年4月期第1四半期決算を9月6日(金)に発表。当期連結経営成績は、売上高48億1500万円(前年同期比20.0%減)、営業利益1億2900万円、経常利益4100万円、親会社株主に帰属する四半期純損失1億7100万円となった。

経営成績に関する説明

モバイルオンラインゲーム事業
主力タイトル『ファントム オブ キル』『誰ガ為のアルケミスト(日本語版・海外言語版)』『クリスタル オブ リユニオン(日本語版・海外言語版)』株式会社スクウェア・エニックスと共同開発した『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス(日本語版・海外言語版)』に関しては、堅調に推移したが、2018年4月期と2019年4月期に配信した新規タイトルの売上寄与が限定的だったことから、売上高が減少した。

しかしながら、経営資源の選択と集中をはかるため、不採算タイトルの早期撤退やスタジオの統廃合等を行なったことで、開発運用費が減少したこと、費用対効果を重視したプロモーションの徹底に伴い広告宣伝費が減少したことで営業利益が増加した。

上記の結果、売上高は48億1529万円(前年同期比20.0%減)、営業利益は2億9280万円(前年同期は1億5638万円の営業損失)となった。

XR事業(VR、AR、MR等)
将来、市場の急拡大が見込まれるVR/AR市場において、早期に優位なポジションを築くことが重要な課題だと考え、gumiグループは、市場の状況に合わせて投資を行なっていく方針だ。

市場の黎明期においては、国内外にて主にファンド出資を通じたXR関連企業の成長支援を実施し、成長期においてはコンテンツの開発を主体的に取り組み、XR事業の収益化を目指している。

当第1四半期連結累計期間においては、Tokyo XR Startups株式会社等におけるインキュベーションプログラムを通じ、世界を代表する企業の育成と輩出を目指して国内外のXR市場におけるスタートアップ企業に対し様々な支援を提供した。

また、ジェネラル・パートナーとして参画しているVenture Reality Fundを通じたグローバル投資を行ない、有力な技術やコンテンツ、人材を保有する企業との戦略的な連携をはかってきた。

上記の結果、営業損失は1億639万円(前年同期は8807万円の営業損失)となった。

ブロックチェーン事業
ブロックチェーン事業に関しては、当該事業を取り巻く法令や行政の対応等を踏まえつつ、国内外の有力企業への投資を通じ、早期の収益化を目指している。

当第1四半期連結累計期間においては、主に株式会社gumi Cryptosを通じて、新しいテクノロジーを活用する世界各国のブロックチェーン企業に対し、様々な支援を提供した。

上記の結果、営業損失は5669万円(前年同期は693万円の営業損失)となった。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は48億1529万円(前年同期比20.0%減)、営業利益は1億2971万円(前年同期は2億5138万円の営業損失)、経常利益は4117万円(前年同期は4372万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億7163万円(前年同期は7411万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となった。

※2019年9月10日、記事の表記で誤っていた箇所を修正いたしました。ご了承ください。

関連サイト

株式会社gumi公式サイト
2020年4月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年4月期第1四半期決算説明資料

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