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and factory、出版社とのマンガアプリなど各事業の好調で営業利益5億円 2019年8月期決算

and factory

マンガアプリがサービス提供以来好調に推移。スマートホステル「&AND HOSTEL」の開発に係る売上や「&AND HOSTEL」が収益に貢献。

and factory株式会社(以下、and factory)は、2019年8月期決算を10月11日(金)に発表した。当期経営成績は、売上高39億1600万円(前年同期比104.4%増)、営業利益5億1200万円(同40.3%増)、経常利益4億8400万円(同34.2%増)、当期純利益3億2700万円(同25.8%増)だった。

経営成績に関する説明

and factoryは「日常に&を届ける」をミッションに、Smartphone APP事業においては、主に大手出版社と共同開発したスマートフォン向けのマンガアプリの収益拡大に注力してきた。

IoT事業においては、宿泊領域のテクノロジー化を事業方針として、スマートホステル「&AND HOSTEL」の出店に注力するとともに、宿泊管理システム「innto」、客室タブレットサービス「tabii」など、宿泊施設向けのIoTソリューションサービスの提供を展開してきた。

以上の結果、当事業年度における売上高は39億1674万円(前年同期比104.4%増)、営業利益5億1235万円(同40.3%増)、経常利益4億8420万円(同34.2%増)、当期純利益3億2791万円(同25.8%増)となった。

セグメント毎の業績は以下。

Smartphone APP事業
株式会社スクウェア・エニックスと共同開発したマンガアプリ『マンガUP!』、株式会社白泉社と共同開発したマンガアプリ『マンガPark』、株式会社集英社(以下、集英社)と共同開発したマンガアプリ『マンガMee』は、積極的な広告宣伝の実施、オリジナルコンテンツを中心とした新規コンテンツの投入等によるMAU(Monthly Active User)の増加、ARPU(Average Revenue Per User)の向上により、サービス提供を開始して以降、好調に推移している。

また、新しく提携した集英社、株式会社小学館(『サンデーうぇぶり』)、株式会社日本文芸社(マンガアプリ名称は未定)について、開発に係る売上を収受した。

上記の結果、売上高は17億8932万円(前年同期比62.8%増)、セグメント利益は5億9964万円(同25.0%増)となった。

IoT事業
注力しているIoT体験型宿泊施設のスマートホステル「&AND HOSTEL」の企画、開発が進み、ホステル開発に係るコンサルティングや不動産の仲介等の売上が順調に推移。また2019年8月に自社開発型の「&AND HOSTEL」1店舗(&AND HOSTEL HOMMACHI EAST)を販売したことで収益に大きく貢献した。

当事業年度は、関西への初進出となった過去最大規模の&AND HOSTELである「&AND HOSTEL HOMMACHI EAST」に加え、「&AND HOSTEL ASAKUSA」「&AND HOSTEL MINOWA」の計3店舗を開業し、累計9店舗となった。

客室タブレットサービス「tabii」は、協業パートナーであるH.I.S.ホテルホールディングスや東京電力エナジーパートナーとの連携強化や営業人員の強化をはかり、また「業務効率化」「付加価値向上」のため、機能開発を積極的に行なった結果、導入施設数が増加し、累計導入台数は2853台(前期末比2578台増)となった。

宿泊管理システム「innto」については、当事業年度末における施設数は232施設(前期末比143施設増)に増加し、スマートチェックイン機能の開発による売上を収受した。

一方で、&AND HOSTELの開業準備費用、「innto」「tabii」の展開規模拡大に伴う拡大費用等、積極的な投資を行なってきた。

上記の結果、売上高は20億5583万円(前年同期比157.0%増)、セグメント利益は1億9443万円(同36.7%増)となった。

その他事業
インターネット広告の代理サービスを中心に事業を行なったことで、売上高は7157万円(前年同期比320.4%増)、セグメント利益は1341万円(同1,761.0%増)となった。

関連サイト

and factory株式会社公式サイト
2019年8月期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年8月期通期決算説明資料

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