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テイツー、中古品の売上増や販売費の抑制で利益が改善 営業利益1億円 2020年2月期第2四半期決算

テイツー

顧客ニーズを反映したレイアウト変更を行なったことで古本の売上が増加。一部中古トレカの廉価販売で客数や売上が増え、収益改善。

株式会社テイツー(以下、テイツー)は、2020年2月期第2四半期決算を10月15日(火)に発表した。当期累計経営成績は、売上高98億7200万円(前年同期比4.7%減)、営業利益1億1700万円(同67.9%増)、経常利益1億1200万円(同56.4%増)、四半期純利益は9400万円(同172.5%増)だった。

経営成績に関する説明

テイツーは、「収益改善」を最優先課題として、各種施策に取り組んできた。

粗利の大きなウエイトを占めている古本については、コミックに対して文芸や文庫の売場構成比率を高めるなど、最近の顧客ニーズを反映したレイアウト変更を行なったことで、売上や粗利の増加に貢献した。

また、ゲームに関しても、中古では売れ行きや在庫などで細かい価格設定を行なうことで、ほぼ前年並みの粗利を確保したが、新品ゲームでは下落傾向が続いた。

新品・中古トレーディングカード(以下、トレカ)については、市場活性化を背景に、新規タイトルの拡販及び回転に注力したこと、加えて、一部中古トレカの廉価販売を継続したことで、客数や売上が向上し、収益改善につながった。

営業利益については、利益率の高い中古品の売上が順調であったことに加え、事業構造改革による販管費の抑制により、大幅な改善となった。

以上の結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高98億7200万円(前年同期比4.7%減)、営業利益1億1700万円(同67.9%増)、経常利益1億1200万円(同56.4%増)、四半期純利益は9400万円(同172.5%増)となった。

関連サイト

株式会社テイツー公式サイト
2020年2月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年2月期第2四半期決算説明会資料

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