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グリー、ゲームの新規開発や海外展開が進み営業利益11億円 2020年6月期第1四半期決算

VTuberのライブ配信視聴アプリ「REALITY」ではオリジナル番組を拡充。広告・メディア関連ではコミュニケーション促進や活性化を実施。

グリー株式会社(以下、グリー)は、2020年6月期第1四半期決算を10月30日(水)に発表した。当期連結累計経営成績について、売上高は157億9900万円(前年同期比13.0%減)、営業利益は11億7700万円(同27.2%減)、経常利益は10億7300万円(同50.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億8500万円(同52.7%減)だった。

経営成績に関する説明

グリーグループは、主力とするゲーム・エンタメ領域において、既存のスマートフォン向けアプリゲームの長期運営体制による収益安定化と、海外展開による収益力向上に取り組むと同時に、新規アプリゲームの開発を行なってきた。

当期は、周年イベントの持ち上がりが一服したが、ストーリーの追加やコラボ施策などにより、既存タイトルの運営が安定して推移。『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~メモリア・フレーゼ~』の海外版である「DanMachi」については、欧州で展開したことで収益性の向上と強化を行なった。

ライブ関連については、バーチャルYoutuberのライブ配信が無料で視聴できるアプリ「REALITY」については、オリジナル番組などの拡充が進んだ。

広告・メディアについては、「LIMIA」「aumo」ともに投稿キャンペーンを行ない、ユーザー間のコミュニケーションを促進、フォトコンテストを通じた活性化を実施した。

また、当第1四半期連結累計期間において、当社保有株式の一部売却により投資有価証券売却益を4億9200万円計上した。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間のグリーグループの業績は、売上高157億9900万円(前年同期比13.0%減)、営業利益11億7700万円(同27.2%減)、経常利益10億7300万円(同50.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益9億8500万円(同52.7%減)となった。

関連サイト

グリー株式会社公式サイト
2020年6月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年6月期第1四半期決算説明会資料

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